1996 Fiscal Year Annual Research Report
頭頚部癌の増殖・転移活性に関する免疫組織学的ならびに生化学的研究
Project/Area Number |
08457454
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
村上 泰 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (20095657)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 希 京都府立医科大学, 医学部, 助教授 (40079752)
任 書燕 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (10254351)
西山 康之 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (10237761)
河田 了 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (40224787)
久 育男 京都府立医科大学, 医学部, 助教授 (50181087)
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Keywords | 頚部リンパ節転移 / 核DNA Ploidy / 4型コラゲン / EGF-R / SLI |
Research Abstract |
1.細胞核DNA ploidyと頚部リンパ節転移 39例のT2〜4咽頭癌についてdiploid群とaneuploid群に分けて検討した結果、統計学的有意差を認めなかった。 2.癌胞巣周囲膜4型コラゲン発現性と頚部リンパ節転移 上記咽頭癌について検討し、連続性発現群で10%,断続性発現群で56%,非発現群で100%と頚部リンパ節転移頻度に有意差を認めた。 3.増殖活性因子(EGF-R)発現性と頚部リンパ節転移 頭頚部癌106例について検討し、非発現群(43%)と発現群(57%)の間に有意差を認めた。 4.増殖活性(SLI)と頚部リンパ節転移 BrdU取込み法によりSLIを調べて検討し、SLI30以下の群と40以上の群の間に有意差を認めた。 5.細胞間接着因子発現性と頚部リンパ節転移 デスモグレイン発現性, E-カドヘリン発現性,MMP-2発現性との関係について目下検索をつづけている。
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