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1997 Fiscal Year Annual Research Report

歯肉溝滲出液マトリックス成分の呈色による歯槽骨破壊活性の検討

Research Project

Project/Area Number 08457514
Research InstitutionAsahi University

Principal Investigator

岩山 幸雄  朝日大学, 歯学部, 教授 (70028744)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 孔 祥忠  朝日大学, 歯学部, 助手 (40298435)
渋谷 俊昭  朝日大学, 歯学部, 講師 (40206149)
Keywordsマトリックス / 歯槽骨 / 硫酸化グリコサミノグリカン / アルシアンブルー / 疾病活性 / 歯肉溝滲出液
Research Abstract

平成9年度
ヒトの歯肉溝滲出液を採取するために歯肉溝に3×12mmのセルロースアセテートストリップスを30秒間挿入した。得られたストリップスを5分間染色液に浸漬、その後20分間末反応の染色剤を脱色し、乾燥した。
これを画像処理装置によって解析し、S-GAG量をコンドロイチン4硫酸相当量として表した。
歯肉溝滲出液は健常(14例)、歯肉炎(10例)、歯周炎(23例)の部位から採取したものを用いた。
歯肉炎の部位から採取した歯肉溝滲出液に含有する採取単位時間当たりのS-GAG量(71.41±20.04ng/30秒)であるのに対して、健常、歯肉炎からのそれはそれぞれ(7.83±2.21、10.53±4.28ng/30秒)であり、約7-9倍の値(p<0.001)を示した。
一方、採取単位液量当たりのS-GAG量は歯肉炎部位(45.01±23.89ng/μ1)であるのに対し健常、歯肉炎部位(10.18±5.52、9.01±5.08ng/μ1)であり、単位液量当たりにおいても歯周炎から採取した歯肉溝滲出液含有S-GAG量は健常、歯肉炎から採取したそれの約4-5倍(p<0.01)であった。
一方、生体試料(歯肉ホモジネート上清)を用いて電気泳動法と本法によるS-GAG量の測定値比較を行った。抽出したGAGを試料とした時には本法による測定値は電気泳動法による値の約53%であったが、精製したGAGを試料とした時には両方法による値はほぼ同様であった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 山本英治: "硫酸化グリコサミノグリカンのアルシアンブルーによる微量分析-生体粗試料における直接測定時の陰性荷重物質の影像-" 日本歯周病学会会誌. 40. 44-51 (1998)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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