1996 Fiscal Year Annual Research Report
図形情報を備えた溶接継手疲労試験データベースの構築
Project/Area Number |
08555112
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Section | 試験 |
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山田 健太郎 名古屋大学, 工学部, 教授 (50109310)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 吉永 トピー工業, 技術研究所, 研究員
近藤 明雅 名城大学, 理工学部, 助教授 (10023350)
貝沼 重信 名古屋大学, 工学部, 助手 (00262874)
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Keywords | 疲労試験データベース / 許容応力の評価 |
Research Abstract |
本研究では,既に昭和61,62年度に行った「疲労試験データベースの作成と許容応力の評価」をベースに,飛躍的に向上したパソコンや周辺機器の能力を取り込み,図形入力,写真入力を含めた新たな疲労試験データベースを構築する.さらに,このデータベースの使用料および汎用性をさらに向上させるため,このデータベースのシステムをウィンドウズ上で使用可能にする.そこで,平成8年度は,以下の研究を行った. 1.1986年度以降の疲労試験データ,文献等の収集と整理を行なった. 2.小型あるいは大型構造物の図形入力,写真入力を含めた新しい疲労試験データベースについて検討し,提案計画を立てた. 3.新しいデータベースシステムの改良を行った. 4.国内の疲労試験データを収集・整理を行い,そのデータの一部をデータベースに入力した. 今後は,以下の研究を行う予定である. 1.これまでに検討された新しいデータベースシステムのプロトタイプをより完成形に改良するとともに,図形入力,写真入力を行って,その合理的な検索や図形出力の方法について検討する. 2.整理された1986年以降の溶接継手の疲労試験データや大型構造物の疲労試験の効果を入力し,実務上の使用性について検討する. 3.疲労試験データベースシステムについて,国外の大学や実務に携わる技術者の意見を聞き,その使用性を検討してシステムの改良を行う.また,本研究には諸外国,特に欧米で蓄積されたデータの入力は不可欠であることから,欧州や米国の研究期間と連絡をとって協力を依頼する.
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