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1998 Fiscal Year Annual Research Report

自己免疫性動脈硬化発症モデル動物の開発:抗apo-AI自己抗体及び酸化HDLの臨床的意義の把握

Research Project

Project/Area Number 08557133
Research InstitutionThe Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science

Principal Investigator

梅田 真郷  財団法人東京都臨床医学総合研究所, 炎症研究部門, 研究員 (10185069)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 五十嵐 浩二  東ソー株式会社, 生物工学研究所, 研究員
金井 晃  東ソー株式会社, 生物工学研究所, 所長
新井 盛夫  東京医科大学, 臨床病理学教室, 助教授 (00212605)
米川 博通  東京都臨床医学総合研究所, 実験動物研究部門, 研究員 (30142110)
Keywordsアポリポタンパク質 / 動脈硬化 / 高密度リポタンパク質 / 自己抗体 / 血栓 / 自己免疫 / 膠原病 / コレステロール
Research Abstract

マウス由来の抗apoA-I自己抗体7クローンについて抗体遺伝子解析を行った。その結果、抗体分子を構成するH鎖・L鎖はいずれも様々な抗体遺伝子により構成され、抗apoA-I自己抗体は多様な抗体群であることが明らかとなった。さらに抗体遺伝子の体細胞突然変異の解析を行なうことにより、自己抗体が正常個体において何らかの抗原刺激により誘導されているか否かについて検討した。具体的には、各抗体遺伝子を、それに最も近い胚細胞型遺伝子配列と比較した場合に、体細胞突然変異によりアミノ酸がどのように変化しているのか、体細胞突然変異により生じるアミノ酸レベルでの置換の有無(Replacement or Silent)を明らかにした。その結果、抗体の結合特異性の決定に関わる相補性決定部位における突然変異の多くがアミノ酸の置換を生ずるreplacemet変異であること、一方、抗体の結合性に直接影響を及ぼさないフレームワーク領域での変異の多くがアミノ酸の置換を起こさないsilent変異で有ることが明らかとなった。これらの知見は、抗apoA-I自己抗体が何らかの抗原刺激により誘導された抗体群であることを示唆している。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 新井盛夫: "血液型検査の精度管理" 日本総合健診医学会誌. 26(1). (1999)

  • [Publications] 梅田真郷: "生物薬科学実験講座「脂質第2巻」" 廣川書店, (1999)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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