1997 Fiscal Year Annual Research Report
環境教育サポートのための博物館での活動と情報センターとしての役割。開発と実践
Project/Area Number |
08558007
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
中山 和彦 筑波大学, 名誉教授 (50091913)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀江 義一 千葉県立中央博物館, 環境教育研究科, 科長 (40092093)
鈴木 善次 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10035165)
山野井 1夫 東京家政学院筑波女子大学, 短期大学部情報処理科, 講師 (70230521)
余田 義彦 東京家政学院筑波女子大学, 短期大学部情報処理科, 助教授 (20191653)
|
Keywords | 博物館 / 環境教育 / インターネット / WWW / バーチャル・リアリティー / 情報センター / 教材作成 |
Research Abstract |
週休2日制がいよいよ実施されるようになると、博物館には社会教育施設としての役割が強く求められるようになる。また、環境教育の重要性がいろいろと取り上げられるにつれて、博物館がその役割の一端を果たすことが強く求められるようになっている。 本研究は、次の2つの内容にかかわるものを対象としている。 (1)博物館において環境教育を、どのような内容で、どのような形で実施するかを探る。 (1)本テーマに関する諸外国の現状の調査を行い、分析を行った。 (2)上記、分析と検討の結果から、具体的にどのような内容のものを、どのような形態で、どのような対象に実施するかの検討を行った。 (3)具体的に教育を実施する際に用いられるモジュール形式の教材の開発を行った。 (2)博物館を拠点とする、環境教育サポートのための情報システムの開発。実現可能性、有効性の検討 (1)システムの開発として、インターネットを利用してWWWサーバーとして情報を発信する際に、画像の提示方法としてバーチャル・リアリティー手法を導入するためのソフト開発、基礎的な実験を行った。試行の結果は、被実験者には非常に好評であり、運用システムとしても実現可能性のあることが示された。 (2)WWWサーバーから提示する資料を収集し、デジタル化して、データベースとして収納した。
|