1997 Fiscal Year Annual Research Report
プラント運転員訓練のための知的ディジタル教科書の試作
Project/Area Number |
08558031
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
溝口 理一郎 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高岡 良行 東光製機(株), 制御機器事業部, 研究開発課長
元田 浩 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00283804)
來村 徳信 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (20252710)
池田 満 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (80212786)
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Keywords | オントロジー / 訓練システム / 知的教育システム / オーサリングツール |
Research Abstract |
電力ネットワーク上の配電用変電所における構内事故対応業務を対象として、複雑かつ高度な運転操作の訓練を支援する知的訓練システムのオーサリングツールを試作した。この過程において、企業側との連携を密にとり、実用システムの展開を視野にいれた実証システムへの技術移転が可能なオーサリングツールの枠組みを開発した。配電用変電所における構内事故対応業務の専門家を対象として行なった予備的な調査によって、訓練現場のニーズを分析した結果、以下の4項目が重要であることがわかった。 (1)操作系列を暗記させるのではなく、その原理を併せて理解させること。 (2)マルチメディアを統合した迫真性のある教材であること。 (3)操作員が待機時間を利用して独習できること。 (4)プラントの発展的な変化に容易に追従できること。 本研究では、これらの4つの項目を要求仕様として設定し、それを満足させることに最大の優先順位を与えて試作を行なった。このニーズを元に本研究で目指すところを以下のように設定し、オーサリングツールの試作を行った。 (A)プラント操作知識のオントロジーの明示化(原理レベル知識を含む) (B)プラント操作の独習支援のための教授戦略の開発 (C)オントロジーをベースにした教材知識オーサリングツールの開発(マルチメディアを含む) 試作したシステムについては試運用を行いながら改訂作業を継続する。
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[Publications] Lai JIN: "Role Explication of Simulation in Intelligent Training Systems by Training Task Ontology" Proc.of AIED'97 Workshop. 41-48 (1997)
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[Publications] Mitsuru Ikeda: "Task Ontology Makes It Easier To Use Authoring Tools" Proc.of IJCAI'97. 342-347 (1997)
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[Publications] Mitsuru Ikeda: "Opportunistic Group Formation-A Theory for Intelligent Support in Collaborative Learning" Proc.of AIED'97. 167-174 (1997)
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[Publications] Riichiro Mizoguchi: "Roles of Shared Ontology in AI-ED Research" Proc.of AIED'97. 537-544 (1997)