1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08610242
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
重松 スティーヴン 東京大学, 留学生センター, 助教授 (30262158)
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Keywords | 留学生 / 異文化間教育 / オリエンテーション / 外国人 / 異文化間コミュニケーション |
Research Abstract |
研究プロジェクト・計画のために以下の各分野が調査された。 1)<留学生のためのオリエンテーションの実施> 去年の調査の結果に基ついて、本大学の留学生センターの最初の新入生留学生のための生活オリエンテーションが平成9年10月に実施された。日本人学生の参加が望ましいと見做され、日本人学生を留学生と1対1で組み合わせ、にキャンパスツアーをしてもらった。来年度の4月に行なうオリエンテーションの際に行なうアンケート調査の準備も完成した。 2)<異文化間教育プログラムの形成と実行> 昨年度行なった異文化教育プログラムの経験を利用して、新しいカリキュラムを作り、平成9年11月より毎週1回のセミナーが4週間にわたり東京大学留学生センターで行なわれた。このセミナーは、昨年度のセミナーと異なり、日本人学生、外国人教授、外国人客員研究員、留学生の扶養者、留学生以外の方々の参加が目立った。今回のテーマは異分化間コミュニケーションで、日本人学生と留学生の交流の場になった。セミナーは、学生のニーズに応じて英語で行なわれた。その後、来年度の4月に初めて提供される留学生センターの正式な授業のプラニングを行なった。 3)<異文化間教育の会議の参加> 異文化理解を促進するための新しい教育方法が研究された。平成10年2月に名古屋大学の留学生センターで、留学生センターで提供される異文化間教育の会議が開かれ、これに参加した。現在行なわれている教育方法について、データを収集した。来年度の4月に開かれる異文化間教育の授業のために参考になろう。
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Research Products
(2 results)