1996 Fiscal Year Annual Research Report
資格社会における教員免許状の位置変化に関する実証的研究
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08610278
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Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Reitaku University |
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Principal Investigator |
浦田 広朗 麗澤大学, 国際経済学部, 助教授 (40201959)
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| Keywords | 資格社会 / 教員免許状 / 教員養成 / 職業資格 |
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| Research Abstract |
本研究は、現在わが国で進行している少子化と資格社会化を踏まえ、その中での教員免許状の位置変化を把握し、他の職業資格と比較しながら位置変化の要因を明らかにしようとするものである。この目的の下、本年度は、研究実施計画に基づいて次の2点を中心に研究を進めた。
1.教員免許状データベースの構築と分析
文部省の「教員免許状・教員就職状況調査」「教員養成大学・学部の志願・入学状況調査」「公立学校教員採用選考試験の実施状況調査」など、教員免許状に関連するデータを過去に遡ってデータベース化した。このデータベースを、研究代表者が既に作成していた学校基本調査データベースや学校教員統計調査データベースとも結合して、多面的に分析した。分析結果に基づいて、教育学部と一般学部における教員養成のあり方についての提言を試みた。
2.職業資格データベースの構築
この点については、当初、教員免許状の位置変化を広い視野からとらえるために、わが国にみられるあらゆる種類の職業資格をデータベース化する予定であった。しかし、予備調査の結果と時代の要請を考慮して、福祉関連の資格と教員免許状との比較を行うこととした。福祉関連の資格に関するデータベースを作成して、来年度における分析が可能な状態となった。
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