1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08640323
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Research Institution | University of Tokyo |
Principal Investigator |
茂山 俊和 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (70211951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山岡 均 九州大学, 理学部, 助手 (70243855)
土居 守 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (00242090)
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Keywords | 早期型銀河 / 超新星 / 公共天文台 / 測光 |
Research Abstract |
当研究では、多数の公共天文台の協力を仰ぐことで観測を行なう。現在、綾部市天文館、久万高原天文観測館、かわべ天文公園、西はりま天文台、みさと天文台、美皇天文台、佐治天文台の7天文台に観測していただいている。これに加え、2、3の天文台が今後観測に参加する予定である。現在、観測対象の選定を終え、各天文台では1週間から2週間に一度程度、数時間の観測を行ない、翌日に新天体のチェックを行なう体制がほぼ確立している。 公共天文台にとって、この観測はボランティア的なものである。彼らの協力を引続き得るためには、充分な動機づけと、我々の側からのフィードバックが不可欠である。この面の活動が現状での課題であるといえる。また、各天文台および事務局との連絡網としてメーリングリストおよびWWWを活用しているが、各天文台からのアクセスには、資金的技術的な課題が山積している。この面は一朝一夕に解決することではないが、改善に努力していく。 この観測の動機の一つになっている楕円銀河を取り巻く高温ガスのモデル構築も数値計算コードを完成させ、X線観測との詳細な比較を行って必要な超新星出現率を幾つかの銀河について求めつつある。観測との比較でスペクトルに輝線を形成する光子についてはガスとの共鳴散乱の効果が重要であることがわかったので輻射輸送方程式を数値的に解くコードを作ってその効果を検討し、論文として発表した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 山岡 均: "A Supernova Search with Public Astronomical Observatories in Japan" Journal of the Korean Astronomical Society. 29. S213-214 (1996)
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[Publications] 福来 正孝: "The Sloan Digital Sky Survey Photometric System" Astronomical Journal. 111. 1748-1756 (1996)
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[Publications] 岡村 定矩: "Wide-Field Imaging with Mosaic CCD Cameras" Journal of the Korean Astronomical Society. 29. S375-S378 (1996)
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[Publications] 川崎 渉: "An Objective and Automatic Cluster Finder: An inprovement of the Matched-Filter Method" Astronomy and Astrophsics. (印刷中). (1998)
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[Publications] 茂山 俊和: "Resonance Line Scattering Modifies X-Ray Surface Brightness of Elliptical Galaxies" Astrophysical Journal. (印刷中). (1998)