• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1996 Fiscal Year Annual Research Report

差型結合共振に関する実験的研究

Research Project

Project/Area Number 08650296
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka Prefecture University

Principal Investigator

片山 忠一  大阪府立大学, 工学部, 助教授 (70081255)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉山 吉彦  大阪府立大学, 工学部, 教授 (90032268)
Keywords弾性安定 / 非保存問題 / 一般化ロイト力 / フラッター / 脈動力 / 差型結合共振 / 実験
Research Abstract

すでに、衝突ジェット法によりReutの問題を実験室レベルで実現することができた。結合共振現象を確認するためには、空気ジェットを断続させる必要がある。。このために、電磁弁、電磁弁制御装置、関数発生器からなる脈動発生装置を構築した。関数発生器により、脈動の周波数を変更する。電磁弁制御装置は、関数発生器の出力を電磁弁の開閉信号に変換するもので、増幅回路とレベルクロッシング機構からなる交流スイッチ回路である。こうして得られた脈動空気ジェットを片持ち支持された柱の先端に取り付けられた平板状アタッチメントに衝突させることにより、脈動Reut力を創生することができた。つぎに、得られた脈動空気力の検定を行った。すなわち、空気流量を一定にしたときに得られる脈動力の大きさを1Hzから7Hzに脈動周波数に対して測定した。得られた脈動力の波形は正弦派にはならなかったが、数秒後に定常状態になり、周期的な力が実現できた。また、一定成分と脈動振幅の大きさは同じであった。さらに、実現された脈動力の大きさは脈動周波数の増加と共に減少した。特にこの傾向は、空気流量が27.5l/minより大きい場合に顕著であり、空気流量が25l/min以下の場合、3Hz以上では脈動力の大きさはほぼ一定となった。こうして創生された脈動非保存力を片持ち支持された柱の先端に取り付けられた平板状アタッチメントに衝突させることにより、片持ち柱にフラッター型の不安定振動を起こさせることに成功した。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi