1996 Fiscal Year Annual Research Report
不規則波浪の非線形平面変形モデルの構築と現地波浪への適用
Project/Area Number |
08650601
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
間瀬 肇 京都大学, 防災研究所, 助教授 (30127138)
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Keywords | 波浪変形 / 浅水・砕波変形 / 屈折・回折 / 不規則波 |
Research Abstract |
(1)任意海底地形上のKdV方程式から導いたハイブリッド型の断面二次元波浪変形モデルに関しては,一様勾配海浜,バ-型海浜,およびステップ型海浜地形上の波浪変形に関して,実験結果と理論モデルによる予測結果(スペクトルおよび代表波高・周期の変化特性)はかなりの精度で一致することが確かめられた.(2)現在,このハイブリッド波浪変形モデルを拡張し,水粒子速度を算定できるように試みている.(3)平面2次元波浪変形モデルとして,任意海底地形上のKP方程式に水位変動の複素Fourier級数表示を代入し,回折項が加わったハイブリッド型の波浪変形理論を誘導した.この式をCrank-Nicholson法を用いて数値積分する計算スキームを完成した.(4)このモデル式は狭帯域方向スペクトルに適用できるものであるが,これを広帯域に拡張することが望まれる.
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Research Products
(1 results)
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[Publications] Mase,H.,Takayama,T.and Kitano,T.: "Shoaling and breaking transformation of double peak spectral waves" Proc.3rd Int.Symp.Ocean Wave Measurement and Analysis. (発表予定). (1997)