1996 Fiscal Year Annual Research Report
コンクリート充填角形鋼管の特性を生かした柱・梁接合部形式を用いた骨組の耐力
Project/Area Number |
08650677
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
三谷 勲 鹿児島大学, 工学部, 教授 (70037935)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有馬 冬樹 鹿児島大学, 工学部, 助手 (60232071)
内田 保博 鹿児島大学, 工学部, 助教授 (80168707)
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Keywords | CFT柱 / 合成梁 / 接合部 / 部分架構 / 鉛直荷重 / 水平力 |
Research Abstract |
柱を中空鋼管あるいはコンクリート充てん鋼管とし、鋼管対角線方向とはり材軸方向を一致させてはりが接合されている部分架構について、鉛直荷重時の耐力・挙動、地震力に相当する水平荷重時の耐力・挙動を実際的に求めるための試験体を製作し、鉛直荷重載荷実験については完了している。水平荷重載荷実験については2月末より載荷実験を行う。 鉛直荷重載荷実験結果より、 (1)角形鋼管柱-H形鋼はりの接合方法としてダイアフラムを用いなくてもはり-柱間の応力伝達は可能である。 (2)コンクリート充てん鋼管柱では中空鋼管柱の場合より耐力剛性とも大きく、コンクリート充てんの効果が大きい。 (3)合成スラブの有効幅はスラブ全幅であった。(試験体はスラブ幅とはり材長が等しい)。 ことが明らかとなった。
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Research Products
(1 results)