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1996 Fiscal Year Annual Research Report

住宅・福祉の創造的協調型まちづくりの研究-震災地区におけるウェルビーイングの居住環境モデル

Research Project

Project/Area Number 08650730
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionMeijo University

Principal Investigator

延藤 安弘  名城大学, 理工学部, 教授 (30026116)

Keywords住宅・福祉の協調 / ウェルビーイング / コレクティブ・ハウジング / ワークショップ / 参加のデザイン
Research Abstract

本研究の目的は、震災地区の復興まちづくりにおいて、住み年間のささやかな生活的連帯、相互ケア、住み年と専門家間の協働的連帯から生まれる集住の社会的創造の機運を、本格的な高齢者住宅・福祉施設の整備計画に十分に生かしきるためのハード・ソフトの諸条件を明らかにすることにある。この目的実現のために次のことを行った。(1)地区外転出者の住み戻りニーズ調査:地区人口5,000余名のうち、約1000名は、震災後転出したが、転出者の地区居住継続希望調査により、意向把握、元住居の権利関係・規模・属地的検討を行った。(2)仮設住宅の地区管理・ニーズ把握:地区内仮設住宅入居者(104世帯)の居住・管理動態把握と、恒久住宅居住の希望を把握した。(3)他地域の住宅・福祉の創造的協調作用の典型事例のケーススタディ:「ケアつき仮設住宅」には、日本型コクレティブハウジングの崩壊がみられる典型が存在することを発見し、その実態調査を通じて具体的示唆を吸引した。(4)これらを通じて、災害公営住宅の中で、コレクティブハウジングの建設計画の必要性と可能性の検討を行った。(5)仮設住宅居住者たちに擬似入居者になってもらい、コレクティブハウジングの設計過程にワーク ショップを行ない、住民意識の啓発とともに、住民の生活ニーズの把握とその設計への反映、批判、再検討という参加のデザインの実践を行ない、それを内在的に評価する作業を行なった。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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