1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08650945
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
永井 純 鳥取大学, 工学部, 教授 (50025334)
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Keywords | カタラーゼ / マンガン / 耐熱性酵素 / Thermus / 遺伝子解析 / 遺伝子発現 |
Research Abstract |
1.マンガンカタラーゼ遺伝子解析 Thermus filiformis YS8-13の既取得の染色体約6.6kbp Kpn I-Hind III DNA断片について制限酵素地図を作成し、約1.4kbp BamH I断片中にkpn I側より始まる目的酵素遺伝子のORFが含まれていることを見いだした。 ORFは906bpであり、このBamH I断片中には5'上流側に大腸菌プロモーター、ならびにSD配列に類似した配列を含む386bp、下流側にタ-ミネーター構造らしい配列を含む102bpが存在していた。ORFのGC含量は63.5%であった。 ORFを含む断片の更に上流側のBamH I-Kpm I断片の塩基配列にはCynRとの相同性47%の配列が見られる部分があり、発現制御との関係が考えられた。 2 マンガンカタラーゼの大腸菌における発現 ORF 906塩基を含む断片を大腸菌発現ベクターpKK223-3に組み入れ、大腸菌JM109でのこの酵素の発現を試みたところ、耐熱性カタラーゼ活性が発現していると思われる結果を得たが、SDS-PAGEでみたところでは、充分な蛋白量の発現ではなかった。発現系を変えて検討を続けている。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 香川 正行: "好熱性細菌Thermus filiformis YS8-13由来マンガンカタラーゼ遺伝子のクローニング" 生化学. 68. 936 (1996)
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[Publications] 村越 紀之: "好熱性細菌Therumus filiformis YS8-13由来マンガンカタラーゼ遺伝子の大腸菌内発現の試み" 日本生物工学会大会講演要旨集. 125 (1996)