1996 Fiscal Year Annual Research Report
細胞(シングルセル)内液のダイレクト分離分析による特異的細胞情報の探索
Project/Area Number |
08650962
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
津田 孝雄 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (50023156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 勤 江南女子短期大学, 教授 (20099485)
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Keywords | シングルセル / 細胞 / 電気クロマトグラフィー / ミクロカラム / 顕微鏡 |
Research Abstract |
細胞は複雑な生命体であり、様々な機能を持っている。これらの機能へのアプローチとして、一細胞内液の分離分析を行い、細胞内液の直接的な情報を得ることを目的とした. 細胞の表面は負の電荷をもっており、細胞を静電場に置くと細胞は自らの負電荷よる電気移動度により陽極へ向かって泳動する.これを利用し細胞を電気移動度によりキャピラリー管中へ導入し,また導出することができた.すなわち細胞一個のマニピュレーションが確実にできた. 分離分析システムを顕微鏡のステージ上に全て組み込み、細胞のハンドリング、導入、分離、検出の操作が行えるようにシステムをくみ上げた. このシステムの作動を調べたところ良好であった. 分離部として我々が開発したキャピラリー電気クロマトグラフィーを採用し,非常に短いミクロかラムでの分離条件を検討し,これがほぼシングルセル内液の分離に用いられることを見出した. 来年度は内液からの情報を得ることを目的とする.
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[Publications] Takao Tsuda 他: "Pressurized flow driven capillary elcctrochromatography using im exchange resius" Journal of microcolumn separations. 9(印刷中). (1997)
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[Publications] Takao Tsuda 他: "Manipulation and microcapillary analytical system for a single cell" The Abstracts for 7th International symposium on pharmacentical and bionedical analysis. 79- (1996)