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1997 Fiscal Year Annual Research Report

耐磨耗性合成樹脂管を用いた粒状産業廃棄物の低エネルギースラリー輸送に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08651109
Research InstitutionAKITA UNIVERSITY

Principal Investigator

佐藤 博  秋田大学, 鉱山学部, 教授 (00006694)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 崔 玉順  秋田大学, 鉱山学部, 講師 (20292360)
Keywords粒状固形物スラリー / スラリー輸送 / 摩擦力 / 動摩擦係数 / 堆積層の滑動 / 堆積層の圧力分布 / 流動様式 / 均一度パラメータ
Research Abstract

本研究では、初めに、粒状固形物のスラリー流動の管路内流れに関する設計計算において重要となる、流動様式の的確な評価方法について検討し、均一度パラメータを算出し得る簡便な計算式を提案した。
次に、スラリーの性状としては粒子と水によって構成されているスラリーの物性値を考えることと、管路底に一定の厚みの堆積層が形成されているとき、この堆積層を滑動させるのに必要な力について検討した。堆積層の活動の解析については、管壁面に働く堆積層の応力状態を明確にする必要があるが、堆積層を形成する粒子の配列ならびに粒子の充てん率と、その応力状態との関係について理論的、実験的に検討した。さらに、体積層が滑動を開始する際の、粒子と管壁との応力状態を、管壁面に働く摩擦力から解析し、解析結果を検証するために管路内壁の応力を測定する実験を行なった。その結果、水平管路内のスラリー堆積層の抗力の算定において、層が粒子と水より構成されると見なす一体型モデルに基づいて動摩擦係数を計算するとき、粒子のみが効力として働くとして計算した値よりも、4割程度減少することが明らかとなった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 佐藤 博、 崔 玉順、 前田啓彰: "粒状固形物スラリーの流動様式の評価" 平成10年度資源・素材学会一般発表(研究・業績発表)講演要旨集. (1998)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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