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1997 Fiscal Year Annual Research Report

新規なピログルタミン酸開環酵素に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08660123
Research InstitutionKUMAMOTO INSTITUTE OF TECHNOLOGY

Principal Investigator

新 隆志  熊本工業大学, 工学部, 教授 (50179066)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村尾 澤夫  熊本工業大学, 工学部, 教授 (00081472)
Keywordsピログルタミン酸 / 5-オキソプロリナーゼ
Research Abstract

Alkaligenes faecalis N-38Aの菌体外に生産されるピログルタミン酸開環酵素(ATP非依存性5-オキソプロリナーゼ)遺伝子のクローニングと塩基配列:発現系によって遺伝子クローニングを咋年実施して得たプラスミドB8は目的酵素遺伝子1.5kbを含む約5kbをpUC19のBamH1サイトに挿入したものである。この1.5kp 断片をPCRで増幅した後、EcoRIとHindIIIで消化しpUC18/EcoRI・HindIIIに連結した。つぎにJM-109を形質転換し目的のN-38A/pUC18を得た。N-38A/pUC18の塩基配列の解析を行ったところ、N-38A酵素のN末端配列が存在し、シグナル配列の存在も確認できた。この配列は既知蛋白質との間にはホモロジーは認められなかった。酵素構造遺伝子とN-38A酵素のアミノ酸組成を比較したところ、組み換えN-38Aのアミノ酸総数は2残基少なく、分子量は800ほど異なっていた。
大量発現:N-38A/pUC109による大腸菌JM-109で発現を検討したところ,IPTGの誘導で酵素タンパクの産生がSDS-PAGEで検出されるとともに,酵素活性も検出された。ついで発現べクターpkk223-3に連結後、JM-109を形質転換し、高発現を検討した。培養温度。、IPTG濃度などを検討したが、タンパクは封入体となった。さらに大腸菌TG-1ではさらに発現量の増大が観察されたが、検討した条件では封入体のままで蓄積した。現在のところ,酵素活性を持ったタンパクへの可溶化には成功していない。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Sawao Murao: "Isolation and Characterization of a Novel 5-Oxoprolinase (without ATP-hydrolyzing) from A.faecalis N-38A" Biosci.Biotech.Biochem.59(10). 2010-2012 (1995)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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