1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08670289
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Research Institution | Juntendo University School of Medicine |
Principal Investigator |
内田 桂吉 順天堂大学, 医学部, 講師 (40053368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江下 優樹 久留米大学, 医学部, 講師 (10082223)
大森 大二郎 順天堂大学, 医学部, 助教授 (00124967)
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Keywords | アカイエカ / 卵巣発育 / 成熟卵数調節機構 / カテプシン / アポトーシス |
Research Abstract |
1.Takara Apoptosis Detection Kitを用いて吸血後2〜3日の雌より摘出した卵巣を調べたところ、退化濾胞のみに、アポトーシスを示す蛍光が認められた。 2.吸血後の雌より摘出した卵巣をアクリジンオレンジで染色し、細胞内pHを調べたところ、退化濾胞に強い発色が見られ、退化濾胞がかなり酸性に傾いていることが示唆された。 3.吸血後の雌より定期卆した卵巣を、退化濾胞と正常発育濾胞に分け、それぞれより卵黄を抽出して、カテプシンに対する合成基質存在下でインキュベートしたところ、退化濾胞より抽出した卵黄の方に、強い蛍光が認められた。 4.吸血後4日経た雌のアカイエカから卵巣を摘出、ホモジナイズの後、SDS PAGEを行い、ゲルをTritonX100で洗浄してSDSを洗い落とした後、37Cで10〜20分インキュベートしてからCBB染色を行った。28000ー30000付近にプロテアーゼの活性らしき薄いバンドが認められたが、確認ができなかった。
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