1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08670310
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
藤井 暢弘 札幌医科大学, 医学部, 教授 (90133719)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 浩一 札幌医科大学, 医学部, 講師 (90177915)
横沢 紀子 札幌医科大学, 医学部, 講師 (50167722)
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Keywords | ボツリヌスC型毒素 / ボツリヌスE型毒素 / 結合領域 / シンタキシン / SNAP25 / NT2 / 分化 |
Research Abstract |
1.神経毒素の結合領域-ボツリヌスC型,E型毒素の標的神経細胞への結合ドメインを決定するために,毒素重鎖に対する中和活性を示すモノクローナル抗体を用いてエピトープ解析を行なった。C型毒素は重鎖C端RHNYLV(1260-1265),E型毒素はYLTHMRD(1223-1229)がエピトープであることが判明した。 2.神経細胞への結合-NT2細胞をレチノイン酸で分化誘導することによって中枢神経系細胞へ分化する。分化によってSNAP25の発現が認められることが確認できた。現在結合性を検討中である。 3.侵入機構-NG108細胞をC型毒素で処理した場合,0.5〜50nM(48-96時間)においてシンタキシンの分解が認めらられた。
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Research Products
(1 results)