1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08670371
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
浴野 成生 熊本大学, 医学部, 講師 (30125273)
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Keywords | 免疫 / B細胞 / アポトーシス / ファブリシウス嚢 |
Research Abstract |
1。ファブリシウス嚢の個体発生を追って、bcl-xのmRNAを発現している細胞の局在をin situ hybridizationの手法を使って検索した。 〈結果〉 i).孵化前(外界抗原に曝される前)には、bcl-xをしている細胞がファブリシウス嚢濾胞の皮質領域に多く観察された。 ii).孵化後(外界抗原に曝された後)には、それらbcl-xを表現している細胞は、急速に減少した。 2。孵化前にファブリシウス嚢を腸管から隔離したトリ(BDL-chicken)のファブリシウス嚢におけるbcl-xの発現を検索した。 〈結果〉 孵化前(外界抗原に曝される前)と同様に、bcl-xを発現している細胞がファブリシウス嚢濾胞の皮質領域に多く観察された。 〈まとめ〉 ファブリシウス嚢におけるbcl-xの発現は、外界抗原の刺激に強く依存していることが明らかになった。
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Research Products
(1 results)