• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1997 Fiscal Year Annual Research Report

運動不足病を改善するための行動科学的分析

Research Project

Project/Area Number 08670430
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

加藤 敏明  鳥取大学, 医学部, 助教授 (80161107)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西沢 富江  鳥取大学, 医学部, 助手 (30283980)
清水 克哉  鳥取大学, 医学部, 教授 (80032324)
石飛 和幸  鳥取大学, 保健管理センター, 教授 (20032336)
波多野 義郎  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10014713)
Keywords運動不足病 / 生活習慣病 / リスクファクター / 生活体力 / 血液性状 / 予備体力 / 身体組成 / 心と社会性
Research Abstract

研究計画にもとづき、平成9年度は実態調査を行った.調査対象は,兵庫県北部(但馬地方)から鳥取県東部・中部・西部に至る11の市町村に協力をいただき、およそ500名の50歳〜90歳の男女について行った.
調査項目については、昨年度の先行研究調査や予備実験の結果をふまえて、以下の8カテゴリーに分けて合計40項目の測定内容を決定し、各被験者について測定を行った.
〈1〉運動・スポーツ歴・運動実践状況・日常活動量(一日総歩数および主な活動内容)
〈2〉身体組成(BMI、インピーダンス式体脂肪量測定、骨伝導音式骨強度測定)
〈3〉血液検査(総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、空腹時血糖、肝機能、ヘモグロビン等)
〈4〉基本的生活動作能力(起居能力、歩行能力、手腕作業能力、身辺作業能力)
〈5〉予備的体力(握力、脚伸展力、座位体前屈、反復横移動、閉眼両足立重心動揺、リズムステップテストによる最大酸素摂取量の推定、10m直線歩行動作解析結果)
〈6〉問診票による調査(既往症、限疾患、家族歴、不定愁訴、食生活内容、休養習慣およびストレス度)
〈7〉心と社会性テスト(社会的行動性、社会的指向性、目標指向性、思考的柔軟性、活力、前向思考度)
〈8〉簡易痴呆テスト(痴呆進行度初期スクリーニングテスト)
以上の測定調査の結果について、コンピュータに各個人ごとに入力し、その人の疾患や生活習慣病のリスクファクター数、あるいは不定愁訴数などとの相関関係や多変量解析による因子分析を行い、運動不足に伴っておこる疾患や症状を改善したり、軽減したりする因子を抽出する作業を現在進行中である.加えて、より多くの被験者について測定を行うとともに、同一被験者の経時的変化(縦断的研究)も捉え、運動習慣を持つことによる改善の可能性についても論究することを目標として研究中である.

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi