1997 Fiscal Year Annual Research Report
EBウイルス感染によるBリンパ球のCD4発現に関する研究
Project/Area Number |
08670844
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Research Institution | HOKKAIDO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
菊田 秀明 北海道大学, 医学部, 助教授 (30271654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡野 素彦 北海道大学, 医学部附属病院, 助手 (50261300)
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Keywords | EBウイルス / CD4 / HHV-6 / HIV-1 / ケモカイン |
Research Abstract |
EBV感染Bリンパ芽球株(LCL)へのHIV-1感染 1.CD4陽性細胞が約90%であるWa株,約40%でるSa株,0%であるC-5株の3種類のLCLとHUT78株(Tリンパ芽球細胞株)にSF33(T cell tropic HIV:J.H.Levyより供与)を感染し,培養上清中のHIVp24抗原をHIV抗原EIAIIアボット(ダイナボット社)にて経時的に測定した。 2.WA株,Sa株,C-5株,HUT78株全ての培養上清は,感染3日目でp24抗原が陽性となり、4日目でOD値が2.0以上となり,CD4陽性細胞細胞の比率とHIV-1の感染との間には関連性が認められなかった。以上からLCLへの感染はレセプターとしてCD4とは別のレセプターを介するものと推測された。 EBV感染Bリンパ芽球株(LCL)のケモカインレセプターの発現 1.Wa株,Sa株,C-5株のHIV-1のコ レセプターであるCCR5,CXCR4のmRNAの発現をRT-PCR法で検索した。 2.3種のLCLにCCR5,CXCR4のmRNAは検出できなかった。
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