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1996 Fiscal Year Annual Research Report

嗅内皮質傷害ラットにおけるドーパミン神経伝達の変化

Research Project

Project/Area Number 08671079
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

鈴木 道雄  富山医科薬科大学, 附属病院, 講師 (40236013)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 住吉 太幹  富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (80286062)
倉知 正佳  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (80019603)
江守 賢治  富山医科薬科大学, 附属病院, 講師 (70262524)
Keywordsドーパミン受容体 / チロシン水酸化酵素 / in situハイブリダイゼーション / 受容体オートラジオグラフィ / 嗅内皮質 / 精神分裂病
Research Abstract

正常成熟ラットにおいて、in situハイブリダイゼーション法を用いて、ドーパミン(DA)D1およびD2受容体とチロシン水酸化酵素(TH)のメッセンジャーRNA(mRNA)の分布を検討した。D1受容体についてはそのcDNAの21-60bpと1180-1219bp、D2受容体には11-50bpと844-883bp、THには116-155bpと641-680bpにそれぞれ相補的なオリゴヌクレオチドプローブを合成して用いた。D1およびD2受容体のmRNAはいずれも線条体に多く分布し、黒質緻密層にはD2mRNAはあるが、D1mRNAはみられなかった。さらに黒質にはTHmRNAの高度な発現が認められた。これらの結果から、現在用いているハイブリダイゼーションの条件下で、いずれのプローブも高い特異性を示すことが確認された。またD1およびD2受容体について、それぞれのブローブを2種類ずつ同時に用いることにより、mRNAの発現量の少ない部位における検出を試みた。さらにオートラジオグラフィ用乳剤による方法およびdigoxigeninによる酵素反応を用いた非放射性プローブによるin situハイブリダイゼーション法によって、mRNAを細胞レベルで検出することを準備中である。同時に、キノリン酸による左側嗅内皮質傷害ラットを作成し、上記のmRNAの発現の変化、および選択的な放射性リガンドをもちいたオートラジオグラフィによるD1とD2受容体蛋白結合の変化についても、定量的に検討することを準備中である。

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Published: 1999-03-07   Modified: 2016-04-21  

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