1996 Fiscal Year Annual Research Report
2型および5型ソマトスタチン受容体遺伝子のノックアウトマウスの作製とその解析
Project/Area Number |
08671162
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
阿部 廣己 神戸大学, 医学部, 助教授 (20159437)
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Keywords | 2型ソマトスタチン受容体 / 5型ソマトスタチン受容体 / ノックアウトマウス / ジーンターゲッテング / 視床下部ペプチド / 成長ホルモン |
Research Abstract |
2型および5型のソマトスタチン受容体のcDNA塩基配列を参考にプライマー数セットを作成し市販のマウスゲノムライブラリーからPCRを行った.その結果、0.6Kbと0.7Kbのゲノム増幅産物が得られサブクローニングしてそれぞれソマトスタチン受容体 2、および5型のゲノム遺伝子の一部であることを確認した.増幅断片のサイズが小さいため、さらにこの断片をブローベにしてゲノムライブラリーのプラークハイブリゼーションを行い、2型では2.8、2.1および1.2Kbのサイズの受容体コード部分の一部とそのフランキング領域を含む断片をクローニングし、制限酵素で切断後それぞれの塩基配列を決定したところ2つの断片で部分的な重複が認められた.重複部分を除きライゲーション後、全長3.8Kbの受容体の一部と5'側領域を含むゲノム遺伝子を得た.この受容体コード部にNeoカセットを順行性にいれ、HSV-tKを持つpMCtkベクターに挿入した.現時点ではこのベクターを増やしてベクターコンストラクションがうまくいっているか確認中である.一方、5型受容体に関しては、プラークハイブリゼーションの段階で陽性プラークが認められず、ストリンジェンシーを落として検討しているが現時点では5型のゲノム断片は得られていない.これら組み替え用ベクターの調整と並行して、最近ES細胞株を維持する基本的な手技について、教室内の経験者とともに取り掛かっている.
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[Publications] Y.Takahashi: "Short stature by a mutant growth hormone" N.Engl J Med. 334. 432-436 (1996)
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[Publications] Y.Xu: "Paracrine stimulation of cell growth by chilecyoti kinen/Gastrin through cholenastukinin-B recptor on GH_3 cills in uitro" NeuLo endo crinelogy. 64. 280-285 (1996)