1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08671436
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
花澤 一芳 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (80146406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 元 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (80283563)
遠藤 善裕 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (40263040)
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Keywords | エンドトキシン / バクテリアルトランスロケーション / エンドトキシントランスロケーション / 腸間膜リンパ節 / ポリエチレングリコール / TNF / m-RNA / 出血性ショック |
Research Abstract |
(1)エンドトキシンショックモデルに対するポリエチレングリコール(PEG4000)を経口的に投与し、血中へのPEGの移行を認め、粘膜障害により通常通過し得ないPEG4000がラット大循環無いに移行する事が認められた。 (2)発生病態のひとつとして、異常環境時(特にショック時)に異常消化管粘膜でサイトカインが産生され、これらが腸間膜リンパ節を介して全身に影響を与え、臓器障害を引き起こす可能性をTNFのm-RNAを指標に解析を行った。 (3)臨床における手術症例において、腸間膜リンパ節内に細菌を証明し、臓器障害に関与する事を明らかにした。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Fujino Mitsuhiro 他6名: "Inhibitory effect of ulinastatin on bacterial translocation in mice" The Immune Consequences of Trauma,Shock and Sepsis Mechanisms and Therapeutic Approaches. 1. 918-922 (1996)
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[Publications] Tohru Tani 他7名: "Bacterial Translocation as a Cause of Septic Shock in Humans : A Report of Two Cases" Surgery Today. 27. 447-449 (1997)