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1996 Fiscal Year Annual Research Report

骨溶解性病変における骨吸収の細胞学的機構の解明

Research Project

Project/Area Number 08671680
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

格谷 義徳  大阪市立大学, 医学部, 助手 (20204521)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 油谷 安孝  大阪市立大学, 医学部, 講師 (90200873)
大橋 弘嗣  大阪市立大学, 医学部, 助手 (70254406)
Keywords骨吸収 / オステオライシス / 人工関節 / 慢性関節リウマチ / 骨腫瘍
Research Abstract

1.標本の採取、保存。
本研究において適切な標本の採取はその根幹をなすものである。平成八年度は慢性関節リウマチにおける人工関節置換術、関節形成術、滑膜切除術時に、骨組織を含んだ標本を採取し、今回購入したディープフリーザ-に蓄積しつつある。また骨腫瘍性病変についても、その切除時に周囲の正常骨組織とともに腫瘍が摘出されることはしばしばあり、これも保存している。いずれの場合も病歴、レントゲン所見、術中肉眼所見、採取部位などを詳細に記録しており。必要ならば、採取した標本のレ線撮影も行っている。
2.骨吸収の指標となる細胞マーカーの検索及び染色条件の確立。
骨吸収の主役をなす破骨細胞の特異的マーカーは確立されていない。近年注目を集めているマーカーとしては癌遺伝子であるc-srcや破骨細胞の酸分泌の不可欠な液胞型のプロトンATPaseなどがある。我々は硬組織用の大型のクリオスタットを保有しており(ユング・フリゴカット/2800-E-M)、これらのマーカーの特異性、感度について検索を行っている。特に破骨細胞とマクロファージ系の細胞を区別し、定量的に評価出来る染色方法の確立を目指して研究中である。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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