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1996 Fiscal Year Annual Research Report

成熟破骨細胞に対する女性ホルモンの直接作用とビタミンAとの相互作用についての研究

Research Project

Project/Area Number 08672087
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionMeikai University

Principal Investigator

羽毛田 慈行  明海大学, 歯学部, 助教授 (90164772)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 真野 博  明海大学, 歯学部, 助手 (20265359)
久米川 正好  明海大学, 歯学部, 教授 (40049367)
Keywords破骨細胞 / 骨吸収活性 / Cathepsin K / OC-2 / エストロジェン / エストロジェン受容体
Research Abstract

本年度で、我々は、コラーゲンゲルを用いて、ウサギ長管骨から成熟破骨細胞を単離する方法をさらに改良し、再現良く得ることに成功した。概略は以下のとうりである。10日齢のウサギ長管骨を細切し、vortexすることにより全骨細胞を得る。その全骨細胞を、あらかじめtypeIコラーゲンでコートしたシャーレ上に播き込み、2時間インキュベートする。そこで、充分に洗浄して、非付着性の細胞を洗い除いた後、プロナーゼ/EDTA処理さらに希釈コラ-ゲナーゼ処理で破骨細胞以外の付着細胞を完全に除去したのち、再びコラ-ゲナーゼ処理をし破骨細胞のみを遊離し回収する。その破骨細胞を象牙片上に播種、形成された吸収窩の数と面積から破骨細胞の骨吸収活性を判定するものである。この破骨細胞を用いて、E2の破骨細胞に対する作用を検討した結果、E2添加から12時間で既に破骨細胞の骨吸収活性は減少し。その抑制作用は10^<-14>Mという低濃度のE2で有意に観察され、E2の濃度に依存していた。さらに、E2は破骨細胞のpromary cathepsinであるcathepsinK/OC-2の遺伝子発現を転写レベルで減少した。最後に、我々は破骨細胞にE2受容体が発現していることをNorthen blotting分析から見いだした。加えて、authentic ERとは異なったERも発現していることを示唆する結果も得られた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Mano,H.,et al: "Mammalian mature osteoclasts as estrogen target cells" Biochem.Biophys.Res.Commun.223. 637-642 (1996)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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