• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1996 Fiscal Year Annual Research Report

性ホルモンの歯周組織再生に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 08672367
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

森下 真行  広島大学, 歯学部, 講師 (90166405)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島津 篤  広島大学, 歯学部, 助手 (10274094)
岩本 義史  広島大学, 歯学部, 教授 (90034165)
Keywords歯周疾患 / 性ホルモン / エストロゲン / 歯根膜線維芽細胞 / エストロゲンレセプター
Research Abstract

矯正治療のために抜去された側切歯より歯根膜組織を剥離し,10%牛胎児血清を含むDMEM培地下で培養を行った。数日後組織片より遊走してきた細胞を歯根膜由来線維芽細胞(PDL)とし同培地で継代培養した。
(1)RT-PCR
PDLにおけるエストロゲンレセプターの発現を確認する目的で,RT-PCRを行った。作成したプライマーの塩基配列は,以下の通りである。
プライマーI:GTGAAGCTACTGTTTGCTCC
プライマーII:CACAGACACTTTGATCCACC
プライマーIII:AATGCGATGAAGTAGAGCCC
PCRの条件は,変性95℃1分,結合55℃2分,伸長72℃3分とし,サイクル数は35サイクルとした。反応後,アガロースゲル上で電気泳動を行ったところ、予想された287bpおよび535bp付近にバンドが確認された。
次いで,エストロゲンレセプターcDNA(Dr. Chambon, Institut de Chimie Biologique, Faculte de Medecine, Franceより供与)をプローブとして用いサザンハイブリダイゼーションを行ったところ,287bpおよび535bpの付近に認められたPCR産物とプローブがハイブリダイズすることが確認された。
(2)ノーザンブロット分析
PDLより抽出したmRNAを用いエストロゲンレセプターcDNAをプローブとしてノーザンブロット分析を行ったところ,6.2kb付近にバンドが確認され,PDLがエストロゲンレセプターmRNAを発現していることが確認された。以上の結果より,PDLにはエストロゲンレセプターが存在する可能性が示唆された。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi