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1998 Fiscal Year Annual Research Report

乳臼歯の初期隣接面齲蝕の光学的画像診断

Research Project

Project/Area Number 08672392
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

倉田 康弘  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (90281419)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 清澤 美穂  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (80267111)
Keywords乳歯 / 隣接面齲蝕 / 白色レーザー
Research Abstract

本年度は、乳歯隣接面齲蝕の光学的な診断システムを臨床的に応用する為、乳臼歯の光学的特性などの基礎実験をもとに実験を進めた。
基礎実験
1. 光源の検討
光源として、LED、ハロゲン、レーザーを用い、乳歯隣接面齲蝕の撮影を行った。それぞれの画像を3CCDカメラにて取り込み、画像処理を行い、光の屈折率や透過率などの光学的データーを収集した。どの光源でも齲蝕の広がりは輝度の低下として観察できた。しかし、LEDは出力が弱く、カメラを高感度にする必要性があり、現時点での口腔内での応用は難しいと思われた。レーザー光源は、白色レーザーを用いた。白色レーザーは高出力で波長も安定しており、光が拡散しないという特徴があり、今後臨床応用の可能性が示唆された。
2. X線診査との比較
従来のX線デンタルフィルムによる診査と、デジタルX線による診査を行い、光学的診断との比較検討を行った。光学的診断も従来のX線診査同様に乳歯隣接面齲蝕の観察が可能であると思われ、今後臨床応用の可能性があることが示唆された。
臨床実験
小児の口腔内にて応用できるよう、3CCDカメラの検討を行ない、カメラと光源の角度を変化させ、撮影に最も適した条件を検索した。また、本大学付属歯科病院小児歯科において臨床データーを収集中である。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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