• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1996 Fiscal Year Annual Research Report

無痛的局所麻酔注射方法を応用した知的障害者の行動管理

Research Project

Project/Area Number 08672400
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionMatsumoto Dental University

Principal Investigator

渡辺 達夫  松本歯科大学, 歯学部, 助教授 (40090162)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 塚田 久美子  松本歯科大学, 歯学部, 助手 (40267779)
Keywordsイオントフォレ-シス / 局所麻酔 / 無痛 / PH / リドカイン / 静脈注射 / 行動管理 / 知的障害者
Research Abstract

1.口腔内局所浸潤麻酔注射時の疼痛軽減法に関する研究
健常成人22人について、左右上顎犬歯部の歯肉頬移行部粘膜に、一方を4%リドカインのイオントフォレ-シスを用いた表面麻酔、他方を60%リドカインテープを10分間貼付した表面麻酔を行い、その後左右ともに、30G注射針を用いてPHを7.4に調整した2%リドカインを0.1mlを10秒間で注入する局所浸潤麻酔を電動注射器を用いて行った。その結果、VAS値(想像できる最も激しい疼痛を100)はイオントフォレ-シスを用いた場合が平均5【.+-。】14SD、60%リドカインテープを用いた場合が平均2【.+-。】4SDとなった。
2.静脈注射時の疼痛軽減法に関する研究
健常成人25人について、左右手背静脈を対象部位として、一方を実験側とし10%リドカインのイオントフォレ-シスを行い、その後、33G歯科用注射針を用いてPHを7.4に調整した2%リドカインを0.1mlを10秒間で注入する局所浸潤麻酔を行った。その3分後に22G静脈留置針にて静脈穿刺を行った。他方は対照側とし60%リドカインテープを60分間貼付した後、22G静脈留置針にて静脈穿刺を行った。この時の疼痛の程度を実験側は、局所浸潤麻酔時の33G歯科用注射針刺入時、PHを7.4に調整した2%リドカインの注入時、22G静脈留置針にて静脈穿刺時の計3回、VAS値(想像できる最も激しい疼痛を100とした場合)を用いて調査した。対照側は22G静脈留置針にて静脈穿刺時のみ同様に調査した。その結果、VAS値(想像できる最も激しい疼痛を100とした場合)はイオントフォレ-シスを用いた場合が平均2【.+-。】4SD、60%リドカインテープを用いた場合が平均21【.+-。】19SDとなった。
上記の研究を行い、平成8年の障害者歯科学会、日本臨床麻酔学会にて発表を行った。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi