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1997 Fiscal Year Annual Research Report

社会科テスト問題解答方法の特性分析に基づく評価方法の研究

Research Project

Project/Area Number 08680279
Research InstitutionFUKUI University

Principal Investigator

寺尾 健夫  福井大学, 教育学部, 助教授 (70217412)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中條 和光  福井大学, 教育学部, 助教授 (90197632)
Keywords社会科 / 評価 / 評価方法 / 評価テスト / 認知構造 / データベース / 思考力 / 資料活用力
Research Abstract

1.社会科テスト問題データベースの作成:テスト問題データベース作成の基礎作業として、昨年から行ってきた問題の分類枠を修正発展させた。この分類枠を基にしてパーソナルコンピュータ用画像データベースソフトを利用した社会科テスト問題データベースを開発した。昨年に引き続き、社会科テスト問題の事例(高校入試問題、中学入試問題、公立中学校社会科定期テスト問題、小学校社会科診断テスト問題、市販テスト問題、市販問題集)を新たに収集し、これらをもとにデータベースに社会科テスト問題事例を登録して実際に活用可能なものにした。しかし、コンピュータの機能としては、記憶容量と検索処理スピードがまだ不十分で、収集したテスト問題の登録と活用を安易にするためには、今後さらに、大容量の記憶媒体と処理スピードの高速なCPUを搭載したコンピュータへと更新していくことが必要で、現在その更新計画を立てている。
2.社会科テスト問題作成方法の開発:既存の優れたテスト問題を分析してその作成方法を再構成してテスト問題作成方法の理論を作成、発展させた。また、評価目標や評価基準の決定、解答者の認知構造の特性の検討、等を要素とする独自のテスト問題作成方法を開発した。
3.社会科テスト問題の開発:開発した社会科テスト問題作成方法の理論に事づいて、中学校社会科地理的分野と歴史的分野のテスト問題を開発した。
4.テスト問題解答過程における児童・生徒の認知構造の特性分析:解答者(児童・生徒)の認知構造の特性を考慮した社会科テスト問題作成のための基礎的研究として、中学校社会科地理的分野と歴史的分野の資料問題に焦点を当て、異なる条件を施したテスト問題を実施し、実際の解答結果を基に子供の認知構造を推定した。そして、この結果から資料問題作成において満たすべき資料構成上の条件と用語記述上の条件を明らかにした。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 寺尾健夫: "ペ-パーテストによる社会科的な思考力・判断力の評価法" 指導と評価. 第512号. 30-34 (1997)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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