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1996 Fiscal Year Annual Research Report

在宅福祉実践の歴史と現状に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 08710155
Research InstitutionThe International University of Kagoshima

Principal Investigator

中山 慎吾  鹿児島経済大学, 社会学部, 講師 (40241765)

Keywords在宅福祉 / 地域福祉 / 老人福祉 / 福祉実践 / 在宅介護支援センター / ケアマネジメント
Research Abstract

(1)在宅福祉の現状と歴史に関する文献資料の収集・分析
資料収集としては、在宅福祉、保健婦、民生委員等に関する歴史的資料、および最近の関連資料を収集し分析を試みた。また、このテーマで私自身が集めた文献のデータベースも作成した。最近ケアマネジメントや支援ネットワークなどのテーマが注目されているが、歴史的にみると、保健婦や民生委員などの活動は、かなり以前からそれらのテーマにかかわる活動を行ってきた。その活動について考察できる資料の収集を進めた。また、最近の資料としては、高齢者ケアプラン(施設版・在宅版を含む)をめぐる動きに注目し、資料の収集と考察を試みた。さらに、海外のソーシャルワーク研究の中で、ケアマネジメントや職種間の連携について扱っている文献を探索・収集し考察の手がかりとした。
(2)特定地域の在宅福祉の現状と歴史に関する事例研究
在宅福祉の事例研究としての次の地域を選び、資料収集・聞き取り調査を行った。鹿児島県枕崎市、および、龍郷町。枕崎市においては、市内のいくつかの施設・機関への聞き取りを通して、現実に連携活動が実効性のあるものとして機能する状況を観察することができた。具体的には、特別養護老人ホーム(併設の在宅介護支援センターを含む)、老人保健施設(併設の在宅介護支援センターを含む)、精神科の専門病院(主に医療ソーシャルワーカー)等の職員達が、市の福祉事務所(特に老人福祉担当者)を媒介としつつコミュニケーションを取り連携がなされていた。また龍郷町では、特別養護老人ホーム併設の在宅介護支援センター職員と、町の保健婦、社協職員等が、定例の勉強会をもつなどにより、情報交換・ケース検討・チームワークの醸成等を進めていた。なお、延岡市で行ったインタビュー記録のワープロによる資料化をアルバイトを通して進めた。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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