1996 Fiscal Year Annual Research Report
帰納論理プログラミングにおける効果的背景知識利用の研究
Project/Area Number |
08780346
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
犬塚 信博 名古屋工業大学, 工学部・知能情報システム学科, 助手 (10221780)
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Keywords | 人工知能 / 機械学習 / 帰納学習 / 論理プログラミング / アルゴリズム / 知識工学 |
Research Abstract |
帰納論理プログラミングにおける効果的背景知識利用の研究を行ない次の項目について各々結果を得た. 背景知識の位相的構造による仮説の評価法 従来帰納学習アルゴリズムで用いられる仮説評価法は情報論的評価がその主なものであった.しかし背景知識の知識量が多くなるにつれて候補仮説数は膨大となり,他の何らかの基準が必要となる.本研究では背景知識を構成する概念間に距離位相的構造を導入することで,より良い仮説を文脈に応じて評価する方法を提案した.本結果は記述工学に関する国際会議および人工知能学会全国大会に発表した. 少数事例からの効率的帰納学習アルゴリズム 少数事例からの帰納学習はアルゴリズムの実用的応用のためにも必須課題である.本研究では背景知識の論理的性質を利用することで仮説を絞り込み,効率良く学習するアルゴリズムを確立した.この結果は国際ILPワークショップで発表した. 効率的ボトムアップ帰納学習アルゴリズム もう一つの効率的帰納学習法はボトムアップ法であるが,この方法は効率が良い反面,その汎用性に問題があった.本研究では経路構造と呼ばれる論理プログラムの項の構造の性質を利用した新しいアルゴリズムを提案し,汎用性を拡大した.この結果は今後発表する計画である.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 犬塚信博: "A study of descriptions from a viewpoint of finite awareness" Proc.of lst Int'l Conf.on Notational Engineering. (発表予定).
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[Publications] 犬塚信博: "知識の位相的構造に基づいた知識記述の理解度" 第10回人工知能学会全国大会論文集. 33-36 (1996)
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[Publications] 犬塚信博: "Top-down induction of logic programs from incomplete samples" Proc.of 6th Int'l inductive Logic Programming Workshop. 119-136 (1996)
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[Publications] 犬塚信博: "仮説の併合によるILPアルゴリズムの改良" 平成8年度電気関係学会東海支部連合大会論文集. 322-322 (1996)
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[Publications] 犬塚信博: "帰納論理プログラミング" 人工知能学会誌. 11・6. 969-969 (1996)
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[Publications] 森脇康介: "self adaptation of agent's behavior using GA with n-BDD" Proc.of Int'l Ws.on Robot & Human Communication. 96-100 (1996)