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1996 Fiscal Year Annual Research Report

超小型魚群探知ロガーの開発

Research Project

Project/Area Number 08876036
Research Institution東京水産大学

Principal Investigator

宮本 佳則  東京水産大学, 水産学部, 助手 (80251685)

Keywordsマイクロ・ロガー / 魚群探知機 / 超音波
Research Abstract

本研究の初年度にあたる今年度は、超小型魚群探知ロガー(以下ロガー)の仕様決定を行った。このロガーは、海中移動体に装着し、その摂餌行動の解析や海氷下の様な船舶では調査できない海域で移動体に装着する事で資源量調査を可能にする事を目標にしている。従って装着対象移動体は、通常の魚群探知機では調査不可能な海域で、ロガーの回収が可能な移動体となり、アデリーペンギンに装着することを目標とした。アデリーペンギンに装着する場合、ロガーの大きさと重量にはかなりの制限があり、餌はオキアミや魚である。以上の条件をクリアするためにロガー仕様以下に示す。魚群探知ユニットは既存の魚群探知機とほぼ同様の回路設計が可能だが、周波数、超小型化等でゼロからの回路設計となる。ロガーユニットは既存のロガーの流用が可能であるが、魚群探知ユニットへのトリガー等ロガーユニットのソフトウエアを見直す必要がある。新たに魚群探知ユニットとロガーユニット間のインタフェイスが必要であり、このインタフェイスユニットの仕様は魚群探知ユニットの試作後決定する。現在試作段階にあり、魚群探知ユニットの消費電力等を試作品で測定し、最低限定下記の仕様を満たすロガーを完成させる。
1.外形:円筒型 最大外径φ25mm 最大長さ150mm(電池を含む)
2.重量:120g(電池を含む)
3.魚群探知ユニット
3.1 周波数 :1MHz,パルス幅10us
3.2 測定距離:0〜5m
3.2 発信周期:最小2s(ロガーユニットのCPUからのトリガーによる)
4.ロガーユニット
4.1 CPU : 8bit
4.2 メモリ : 32Mbit フラッシュメモリ
4.3 A/Dコンバータ: 12bit(圧力センサ用)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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