1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08876036
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Research Institution | 東京水産大学 |
Principal Investigator |
宮本 佳則 東京水産大学, 水産学部, 助手 (80251685)
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Keywords | 超音波 / マイクロ・ロガー / 魚群探知機 |
Research Abstract |
当初予定していたサイズよりも大きくなってしまったが、試作機を完成することができた。試作機は、超音波トランスデューサと圧力センサを収めたヘッド・ブロックと、魚群探知ユニットが収められた円筒、ロガーユニットと電池が収められた円筒からなっている。 試作機の仕様を下記に記す。 魚群探知ユニット:本多電子株式会社 特注品 トランスデューサ:1MHz φ15 本多電子株式会社 特注品 圧力センサ:FPBS-82A(フジクラ社製) ロガーユニット:CPU PIC17LC44(8bitマイクロチップ社製) メモリー KM29V3200AT(フラッシュメモリー 32Mbit サムソン社製) ADC MAX1247(12bit マキシム社製) 電 池:TL-5902×2(塩化チオニールリチウム・バッテリー TADIRAN社製) 外形のサイズは、 ヘッド・ブロック:52×27×22mm(幅×厚さ×奥行き) 各円筒のサイズ:直径φ20mm長さ110mm 重量(空中):約70g(バッテリーを含むと約100g) となった。 水槽での動作テストでは、要求性能を満たしていた。今後、このロガーによる各種の餌生物の反射強度(TS)計測を行うと共に、実際の動物への装着による観測を行う予定である。
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