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1996 Fiscal Year Annual Research Report

高地適応:モデル動物の開発

Research Project

Project/Area Number 08877015
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

酒井 秋男  信州大学, 医学部・加齡適応研究センター・スポーツ医学, 助教授 (70020758)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松本 清司  信州大学, 医学部・実験動物, 助教授 (40173893)
柳平 坦徳  信州大学, 医学部・加齡適応研究センター・スポーツ医学, 講師 (10020760)
能勢 博  信州大学, 医学部・加齡適応研究センター・スポーツ医学, 教授 (40128715)
Keywords高地適応 / 低酸素性肺血管収縮 / ラット / モデル動物
Research Abstract

低酸素性肺血管収縮(HPV)は哺乳動物に共通して見られる現象であるが、その反応の大きさには個体差および種間差が著しい。そして、この反応の鈍い個体ほど高地環境に対して強いことが推測される。そこでこのHPV違いに注目して、ラットを用いて極端に反応の大きい系統と逆に極端に反応の小さい系統の2系統選別し、高地適応のモデル動物の開発を試みた。
平成8年度は現在開発されているラットの系統の内、LEW/SSN(n=7)、F344/N(n=7)、WM/MS(n=3)、WKAH/HOK(n=7)、WF/N(n=3)およびSD(n=27)の6系統について摘出潅流肺標本によるHPV反応の大きさの比較を行った。その結果、6系統の中で最も大きな反応を示した系統はWKAH/HOKの15.3±2.1mmHgで、逆に最も小さかった系統はF344/Nの4・8±1.6mmHgであった。今後はラットの統をさらに増やして検討し、より典型的なモデル動物を確立したい。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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