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1996 Fiscal Year Annual Research Report

HTLV-Itax遺伝子発現を介するアポトーシス誘導の分子生物学機構の解明

Research Project

Project/Area Number 08877171
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

新名主 宏一  鹿児島大学, 医学部・附属病院, 講師 (20183410)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 丸山 征郎  鹿児島大学, 医学部, 教授 (20082282)
北島 勲  鹿児島大学, 医学部, 助教授 (50214797)
KeywordsHTLV-I tax / アポトーシス / NF-kB
Research Abstract

HTLV-Itaxのmutant遺伝子をT細胞株(Jurkat)、線維芽細胞(Rat-1)に導入してtaxのどのような機能がアポトーシスに関係するかを検討した。
1)転写因子CREB活性化ドメインに変異のあるtax遺伝子は、野生型taxのアポトーシス誘導能を保持していたが、一方,転写因子NF-kB活性化ドメインの変異はアポトーシス誘導能を欠失させた。
2)taxの発現によるアポトーシスの感受性は、JurkatとRat-1で大きな違いがあり、T細胞株(Jurkat)はtransientなtaxの発現で大部分の細胞がアポトーシスをおこし、stableな発現株の樹立が困難であった。Rat-1もtransientなtaxの発現でアポトーシスが誘導されたが、stableな発現株が樹立された。
3)さらに、アポトーシスとの関連で注目されているNO合成酵素(iNOS)をtax遺伝子がNF-kBを介して誘導することを見いだした。そのアポトーシスにおける意義に関しては、現在検討中である。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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