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1996 Fiscal Year Annual Research Report

骨形成因子の腎への影響の検討

Research Project

Project/Area Number 08877248
Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

斉藤 泰  長崎大学, 医学部, 教授 (70039832)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 神田 滋  長崎大学, 医学部, 助手 (20244048)
古賀 成彦  長崎大学, 医学部附属病院, 講師 (10205354)
Keywords骨形成因子 / 腎臓
Research Abstract

TGF-βスーパーファミリーは生体内で多彩な作用を示し様々な所で機能している。そのTGF-βスーパーファミリーのうちの1つであるBMP(骨形成因子)は、骨折時などの骨形成促進に関与する増殖因子として見つかったものだが、ごく最近そのリガンドとレセプターが腎臓の発生期において腎臓の近位尿細管と遠位尿細管に強く発現していることがわかった。我々は片腎摘出時に対側腎が代償性に肥大するのに増殖因子であるEGF(上皮増殖因子)やHGF(肝細胞増殖因子)が関係していることを報告してきた。(Biochem.Biophys.Res.Commun.,187(2)1015,1992;Am.J.Physiol.,265,61,1993)一方TGF-βは増殖抑制因子として働いていることも報告してきた。(Growth Regulation.,3,146,1993)TGF-βスーパーファミリーであるBMP(骨形成因子)は腎臓の発生に関係していると推測されるが、その他の増殖因子との関係を腎摘時及び急性腎不全時における腎再生における役割を分子生物学的手法を用いて解析してる。BMPの受容体は、BMPR-II(u2),BMPR-IA(ALK-3),BMPR-IB(ALK-6)が上げられるが、今までの研究ではラットの急性腎不全モデルの免疫組織染色において、腎不全モデル作製1日目にR-LA及びR-IBの著しい増加が認められた。一方R-IIに関してはほとんど変化が認められなかった。今後mRNAの発現についても検討を行いたい。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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