先端的言語理論の構築とその多角的な実証(副題:ヒトの言葉を組み立て演算する能力を語彙の意味概念から探る)

1997 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 08CE1001
• Research Institution: Kanda University of International Studies
• Principal Investigator: 井上 和子 神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (10052193)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 萩原 裕子 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (20172835) ; 鷲尾 龍一 筑波大学, 現代語現代文化学系, 助教授 (90167099) ; 渡辺 明 神田外語大学, 言語科学研究科, 助教授 (70265487) ; 奥津 敬一郎 神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (40086947) ; 長谷川 信子 神田外語大学, 言語科学研究科, 教授 (20208490)
• Keywords: 言語理論 / 普遍文法 / 言語獲得 / 脳科学 / 自然言語解析モデル / 言語の演算能力 / ミニマリストプログラム / 原理とパラメター理論

Research Abstract

初年度の研究成果を踏まえて、研究打ち合わせ会やワークショップを重ね、国内および海外の研究者と積極的に意見交換を行った。以下に主な活動を述べる。
1.公開ワークショップ:理論構築班:(1)5月19、20、21、22日(海外より研究者2名)(2)6月2日(海外1名)(3)10月19-11月22日(海外1名、国内1名)(4)11月21、22日(海外2名)(5)記述班:9月11-13日(海外1名)(6)12月20日(国内1名)、1月29-31日(国内1名)2月2-5日(海外1名)
2.海外の国際学会での研究発表:理論班:分担者4名、実証班:第二言語習得-分担者1名、コミュニケーション-分担者1名、神経言語学-分担者2名
3.インターネット言語学会(主催:カザン大学):12月1-12日、研究発表:研究代表者
4.研究打ち合わせ・調査:海外より研究者8名、分担者の海外出張6名
5.9月下旬に各分担者から今年度前半の成果について報告を受け、11月下旬の全体会議に於いて平成10年度11月の拡大国際ワークショップのために7テーマを準備することを決定した。
研究班毎の特筆すべき研究経過
〈理論研究〉
理論構築班:1.平成8年度に続き、語彙素性と語彙タイプの体系化を図るレキシコンプロジェクトは、3つのカテゴリーを立てて、入力が進んでいる。
2.研究打ち合わせおよび公開ワークショップには、MIT、南カリフォルニア大学、UCLA、コネチカット大学、メリ-ランド大学など本プロジェクトと密接に関連する研究の拠点から参加者を得た。各分担者の研究も進んでいる。
3.MITのBerwick教授の人工知能研究室で開発された、コンピュータによる日・英語の解析プログラム(PAPPI)を、理論班として検討を進め、コンピュータと人間の自然言語処理の違いについて、問題点をまとめている。このPAPPIの実質的開発を主導したFong博士(現在は米国NEC研究所主任研究員)を招いて、日本語からの知見を加えてこれを修正、補強する方策を練った。(平成10年2月)
記述研究班:1.日韓対照研究のために、5カ月間韓国における現地調査を行い、ソウル大学において韓国の研究者と充実した意見交換を行った。特に結果構文やヴォイスに関して成果が上がった。
2.各研究課題に従って、データベース作成を視野に入れた資料収集と記述を行っている。特に、ディスコース関係の資料と日本語学習者の誤文のデータの収集は順調に行われている。
〈実証研究〉
言語習得班:第一言語習得班では、日本語の言語習得に関するデータの集積と観察を精力的に行っている。理論班の成果に照らして、普遍原理の発現とパラメータ獲得に関わる仮説を立て実験を進めている。第二言語習得班では、発音獲得の評価値と発音習熟度に影響を与える変数との相関関係を調べ、現段階で可能な一般法則を導きだし、成果を海外での国際会議で発表した。
神経言語学:5年間の実験項目として上げた10項目について16部位の脳波による実験を終え、ERPの可能性を最大に生かした成果を得ている。
コミュニケーション班:欧米型と日本型(東洋型)のコミュニケーション方法の差違に関する資料をアメリカでも収集し、理論化に着手している。
情報処理班:1.4月にFong博士との共同作業によりPAPPIを稼働させ、理論班によるその検証作業をサポートしている。
2.日英語概念辞書の拡充を図り、理論班の概念意味構造に関する研究成果を組み込む準備を進めている。
〈データベース作成およびコーパス活用〉
各班でデータベース・データ収集を行っている。特に英語のコロケーションについて作業が進んでいる。各班のデータベースをCOEセンターに集める作業の準備を行っている。

Research Products

• [Publications] 井上 和子: "On Japanese Particle 0" A Festschrift for Professor Uhlenbeck on the Occasion of His Eighty-fifth Birthday. (印刷中). (1998)
• [Publications] 井上 和子: "Case marking vs.Case checking in Japanese generative grammar : An alternative proposal" Internet Conference on the Fortieth Anniversary of Generativism(Kazan University). (1997)
• [Publications] 井上 和子: "Sentences without Nominative Subjects in Japanese" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 1-30 (1998)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:文の構築:句構造」" 月刊『言語』(大修館). 26巻5号. 102-107 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:文の構築:機能範疇と補文」" 月刊『言語』(大修館). 26巻6号. 100-105 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:補文構造と補文の主語」" 月刊『言語』(大修館). 26巻7号. 110-115 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:VP補文と目的語の格」" 月刊『言語』(大修館). 26巻8号. 108-115 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:格の交替と作用域」" 月刊『言語』(大修館). 26巻9号. 110-115 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:複合述語」" 月刊『言語』(大修館). 26巻10号. 108-113 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:「VN+する」構文」" 月刊『言語』(大修館). 26巻11号. 118-123 (1997)
• [Publications] 長谷川 信子: "「日本語の構造-情報単位としての文-:「は」と「が」の構造」" 月刊『言語』(大修館). 26巻12号. 126-131 (1997)
• [Publications] Nobuko Hasegawa: "Syntax of Resultatives" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 31-58 (1998)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "日本語・韓国語対照研究 三題" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 417-446 (1998)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第15回 変化動詞文 その4" 『日本語学』(明治書院). 16-1. 92-99 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第16回 変化動詞文 その5" 『日本語学』(明治書院). 16-2. 88-96 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第17回 一般述語文と連体・連用の対応 その1" 『日本語学』(明治書院). 16-3. 88-96 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第18回 一般述語文と連体・連用の対応 その2" 『日本語学』(明治書院). 16-4. 92-99 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第19回 一般述語文と連体・連用の対応 その3" 『日本語学』(明治書院). 16-5. 97-103 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第20回 一般述語文と連体・連用の対応 その4" 『日本語学』(明治書院). 16-7. 94-100 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第21回 一般述語文と連体・連用の対応 その5" 『日本語学』(明治書院). 16-8. 73-80 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第22回 一般述語文と連体・連用の対応 その6" 『日本語学』(明治書院). 16-9. 92-98 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "連体即連用?第23回 「連体即連用?」の総まとめ" 『日本語学』(明治書院). 16-10. 75-82 (1997)
• [Publications] 奥津 敬一郎: "日朝対照不定指示詞論 その3" 東京大学国語研究室創設百周年記念国語研究論集(汲古書院). 214-228 (1997)
• [Publications] Tsuruo Hisaizumi and Bruce Horton: "Degrees of Idiomaticity among the Homonyms of Hard in English and Japanese" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 465-486 (1998)
• [Publications] Masatake Muraki: "Negative Polarity Items and Compound Negatives" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 59-68 (1998)
• [Publications] Masatake Muraki: "Wh-adverbs Why,How,Naze,Dooyatte" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 69-80 (1998)
• [Publications] 徳永 美暁: "日本語受身文の解釈:「被害」の受身は存在するのか?" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 447-464 (1998)
• [Publications] 小林 美樹: "虚辞構文の史的発達について 第2回中間報告" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 81-90 (1998)
• [Publications] Bruce Horton(共著): "Linguistic Corpora : Descriptions and Likely Users" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 487-504 (1998)
• [Publications] Robert De Silva: "Lexical Usage in English-Language Newspapers Published in Japan : Interim Report" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 505-514 (1998)
• [Publications] 藤田 知子: "最上級構文・試論" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 515-532 (1998)
• [Publications] Enoch Iwamoto: "Inalienable Possession Constructions in Alamblak : The Relevance of Unification-Based Conceptual Semantics and the Status of Argument Structure 発行年" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 91-114 (1998)
• [Publications] Yasuo Ishii: "Scrambling and the Weak-Strong Distinction in Japanese" University of Conneticut Working Papers in Linguistics 8 : ‘Is the Logic Clear?' : Papers in Honor of Howard Lasnik. 89-112 (1997)
• [Publications] Yasuo Ishii: "Floating Quantifiers in Japanese : NP Quantifiers,VP Quantifiers,or Both?" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 149-172 (1998)
• [Publications] 桑原 和生: "「書評:Gereon Muller : A-bar Syntax : A Study in Movement Types」" 英文学研究(日本英文学会). 74巻2号. 270-275 (1997)
• [Publications] Kazuki Kuwabara: "Overt Wh-movement and Scope-Fixing Scrambling : A Preliminary Study" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 115-128 (1998)
• [Publications] Akira Watanabe: "Absorption" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 129-148 (1998)
• [Publications] 浜之上 幸: "現代朝鮮語の形態論的範疇について-ヤコ-ブソン、メルチュークのモデルの観点から-" 朝鮮文化研究. 5(印刷中). (1998)
• [Publications] 浜之上 幸: "現代朝鮮語の定/不定について" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 533-556 (1998)
• [Publications] 原岡 笙子: "音声学と音声教育の融合からコミュニケーションへ-日本語話者による英語の韻律的特徴-" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 597-638 (1998)
• [Publications] Yasushi Sekiya(共著): "Interlanguage syllable structure of intermediate Japanese students : Interaction between universals and L1 transfer." New Sounds 97 : Proceedings of Third International Symposium on the Acquisition of Second-Language Speech.(印刷中). (1998)
• [Publications] Yasushi Sekiya(共著): "Interlanguage Syllable Structure of Intermediate Japanese Learners of English in EFL Settings : Interaction between Universals and L1 transfer." 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 639-654 (1998)
• [Publications] 久米 昭元(共著): "コミュニケーション様式の基礎的研究-日米中比較研究に向けて-" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 557-596 (1998)
• [Publications] 松本 茂: "日本人のコミュニケーション能力に関する基礎研究-日本語スピーチの実践理論確立に向けて-" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 655-674 (1998)
• [Publications] 板場 良久: "「演技」としてのコミュニケーション研究とパフォーマンス学の基礎概念の一考察-「舞台」と「台本」を中心に-発行" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 675-688 (1998)
• [Publications] Shuji Chiba: "“Negative Polarity Items and the Negative Complementizer"" Studies in English Linguistics : A Festschrift for Akira Ota on the Occasion of His Eightieth Birtday ed.by Masatomo Ukaji et al.(大修館). 213-232 (1997)
• [Publications] 千葉 修司: "非対格動詞の理論的研究と英語教育の接点" 津田塾大学紀要. 30. 1-33 (1998)
• [Publications] 千葉 修司: "非対格構文の第一・第二言語習得" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 173-208 (1998)
• [Publications] Reiko Shimamura: "“Rule versus in derivational morhology : The case of agent noun formation in Japanese and English."" Studies in English Linguistics : A Festschrift for Akira Ota on the Occasion of His Eightieth Birthday. 112-129 (1997)
• [Publications] 島村 礼子: "「語」としての資格-women's collegeタイプの複合語の場合" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 209-230 (1998)
• [Publications] 中島 平三(共著): "脳生理学から言語処理をみる" 月刊『言語』(大修館). 26巻1号. 85-97 (1997)
• [Publications] 中島 平三: "生成理論と認知言語学の接点を求めて" 月刊『言語』(大修館). 26巻5号. 80-85 (1997)
• [Publications] 中島 平三: "生成理論と認知言語学の接点を求めて" 月刊『言語』(大修館). 26巻7号. 82-87 (1997)
• [Publications] 中島 平三: "待たれるミニマリストプログラムの収穫期" 言外言語学の最前線(丸善). 51-51 (1997)
• [Publications] Heizo Nakajima(共著): "On Three Asymmetries between the Double Object and Dative Constructions" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 297-328 (1998)
• [Publications] 萩原 裕子: "文法の脳構造" BRAIN MEDICAL. 第10巻第1号. 47-53 (1998)
• [Publications] 萩原 裕子: "言語理論からみた失語症-心的演算処理の型をめぐって-" 最新脳と神経科学シリーズ第7巻「失語症からみたことばの神経科学」高橋、設楽、清水編、メジカル・ビュー社. 174-182 (1997)
• [Publications] 萩原 裕子: "言語演算処理の型とその脳内機構仮説" 電子情報通信学会技術研究報告第97巻第376号. 1-8 (1997)
• [Publications] Shigeo Tonoike: "A Binding Asymmetry in Coordinate Structure in Japanese -Evidence for the Left-Branching Analysis-" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 329-340 (1998)
• [Publications] Yoko Sugioka: "Review : The Generative Lexicon by James Pustejovsky" 英文学研究(日本英文学会). 1999(印刷中). (1998)
• [Publications] 杉岡 洋子: "動詞の意味構造と付加詞表現の投射" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 341-364 (1998)
• [Publications] Yasuaki Abe: "Quantifier Scope and Aspect Interpretation" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 365-388 (1998)
• [Publications] Ryuichi Washio: "Two Notes on Result and Extent in Korean" 東西言語文化の類型論研究報告(筑波大学). 1(印刷中). (1998)
• [Publications] 鷲尾 龍一: "〓〓〓〓〓〓〓(結果表現の類型)" 語学研究(韓国). 33巻3号. 435-462 (1997)
• [Publications] 鷲尾 龍一: "韓国語漢語動詞における動詞選択の問題-「対応〓〓、対応〓〓」の場合" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 389-416 (1998)
• [Publications] Shosuke Haraguchi: "Aspect of Japanese Accent" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 231-296 (1998)
• [Publications] 原田 かづ子(共著): "日本語受動文の獲得" 電子情報通信学会技術報告. Vol.97 No.376. 9-16 (1997)
• [Publications] Kazuko I.Harada(共著): "On the Acquisition of Japanese Passives : Continuity vs.Maturation" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 689-708 (1998)
• [Publications] 佐野 哲也: "“Psycholinguistic Investigation of the Acquisition of Negation in Japanese"" Japanese-Korean Linguistics 8 CSLI/Stanford. (印刷中). (1998)
• [Publications] Tetsuya Sano: "On Morphological Maturation" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 709-726 (1998)
• [Publications] 萩原裕子、杉岡洋子: "言語演算処理の型の分離とその脳内機構仮説" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 727-738 (1998)
• [Publications] 中込和幸、高沢悟、菅野道、荻原裕子、中島平三、伊藤憲治: "意味および文法的逸脱にともなう事象関連電位成分についての予備的研究 発行年" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 739-754 (1998)
• [Publications] 高沢悟、中込和幸、菅野道、荻原裕子、中島平三、伊藤憲治: "事象関連電位にもとづく文法演算処理の脳内メカニズム-数量詞の処理にかんする事例研究-" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 755-776 (1998)
• [Publications] Naoto Takahashi: "Processing Variable Word Order Languages with Recurrent Neural Networks" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 777-788 (1998)
• [Publications] 井佐原 均: "JEIDA's Bilingual Corpus and Other Corpora for NLP Research in Japan" Machine Translation Summit VI Proceedings. 142-147 (1997)
• [Publications] 井佐原 均(共著): "Corpus-based Japanese Parser Using Context Information" Proc.of the Natural Language Processing Pacific Rim Symposium 1997(NLPRS'97). 161-166 (1997)
• [Publications] 井佐原 均(共著): "Lexical Semantics for Adnominal Constituents in Japanese" Proc.of the Natural Language Processing Pacific Rim Symposium 1997(NLPRS'97). 573-576 (1997)
• [Publications] 井佐原 均(共著): "待遇表現の丁寧さの計算モデル" 自然言語処理(日本情報処理学会). Vol.5 No.1. 25-36 (1998)
• [Publications] 井佐原 均(共著): "Lexical Semantics for Adnominal Constituents" IWHIT '98,the fourth International Workshop on Human Interface Technology. 573-576 (1998)
• [Publications] 井佐原 均(共著): "モダリティ分析に基づく自由回答アンケートの分類" 言語処理学会第4回年次大会. 540-543 (1998)
• [Publications] 井佐原 均(共著): "形容詞類の連体修飾にみられる運用的意味について" 言語処理学会第4回年次大会. 422-425 (1998)
• [Publications] Hitoshi Isahara: "Lexical Semantis for Adnominal Constituents in Japanese" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 789-806 (1998)
• [Publications] 成田 真澄: "英文作成支援ツール“Writer's Helper"の試作" 平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証. 807-838 (1998)
• [Publications] 井上 和子(編): "平成9年度 COE形成基礎研究費研究成果報告書 先端的言語理論の構築とその多角的な実証(全2巻)" 838 (1998)
• [Publications] 荻原 裕子: "脳にいどむ言語学" 岩波書店(岩波科学ライブラリー59), 128 (1998)
• [Publications] Shigeo Tonoike(編著): "Scrambling" くろしお出版(出版社), 167 (1997)
• [Publications] 鷲尾 龍一(共著): "ヴォイスに関する比較言語学的研究" 三修社(出版社), 303 (1997)
• [Publications] 鷲尾 龍一(共著): "ヴォイスとアスペクト(日英語比較選書7)" 研究社(出版社), 201 (1997)