1998 Fiscal Year Annual Research Report
激動期におけるハンガリー・ポーランド・中国の女性の地位・役割とライフスタイルの変化
Project/Area Number |
09041090
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Research Institution | Yonezawa women's junior college |
Principal Investigator |
藤井 廣美 山形県立米沢女子短期大学, 社会情報学科, 助教授 (90183590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
〓 桂珍 〓旦大学, 女性研究所, 副主任
ATTILA GERGE ハンガリー研究所, 研究員
LISOWSKA EWA ワルシャワ経済大学, 社会経済研究所, 教授
小林 幸一郎 東洋大学, 社会学部, 教授 (10057995)
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Keywords | 女性 / 女性の地位と役割 / 家族 |
Research Abstract |
本研究では、以下のような研究を実施した。 1.ハンガリー・ポーランド・中国における社会構造の変化の諸相とその特質を把握するために、 (1)既存資料による経済制度・教育制度・家族制度などの諸社会制度の変革状況の資料収集をした。 (2)性別・年齢別・所得別・学齢別等の人口動態に関する資料収集をした。 2.女性の家族・職場・地域社会における地位と役割の実態調査をするために、ハンガリー・ポーランド・中国の共同研究者と共通の調査項目および調査の対象・方法等についての確認・調整のうえ、アンケート調査を実施した。 3.調査方法としては、次のような確認・調整を実施した。 (1)親世代と子世代双方と関わっている高校生の子を持つ中年女性を調査対象とした。 (2)中国・ポーランド・ハンガリーで同時機に同様の内容の調査を実施し、比較社会学的研究・分析を実施した。 4.ハンガリー・ポーランド・中国における急激な経済体制・社会制度などの社会変動や社会構造の変化が女性の家族・職場・地域社会における地位と役割の実態にどのような影響を与えているか、また、その諸要因は何かを研究・分析した。 5.女性の地位と役割という視点から社会制度や社会の仕組みについて、比較社会学的な形で新しい可能なデザインを探った。
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