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1997 Fiscal Year Annual Research Report

現代中国家族の総合的研究

Research Project

Project/Area Number 09044033
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

石原 邦雄  東京都立大学, 人文学部, 教授 (00106212)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田嶋 淳子  淑徳大学, 社会学部, 教授 (20255152)
松田 苑子  淑徳大学, 社会学部, 教授 (30100986)
陳 嬰嬰  中国社会科学院, 社会学研究所, 助理研究員
徐 安き  上海社会科学院, 社会学研究所, 副研究員
沈 崇麟  中国社会科学院, 社会学研究所, 研究員
Keywords家族 / 現代中国 / 国際比較
Research Abstract

本研究は、日中両国の家族研究チームによる本格的な共同研究の第一歩として、日中家族の比較をめざす観点から、当面、中国における変動する家族の現状を、大都市と農村の双方において、かつマクロとミクロの両面から、その社会人口学的側面、生活関係的側面、生活意識的側面を総合的に捉えることを目的としている。
2年計画の第1年度は、年度当初より、日中両チームでそれぞれ研究会を開き、また、数度の合同会議を通して、先行研究のサーベイに留まらず、中国側がこれまでに実施した既存の調査データの再集計を行うなどした結果、以下の基本デザインを決定するとともに、調査票の作成を行った。
すなわち、市場経済化の進行の中での家族生活の変化と現状を、都市、農村共通の調査票によって捉えるところに焦点を合わせ、大都市2カ所(上海、成都で各800例)、農村部3カ所(青甫、太倉、宜賓、各300例)で、サンプル調査を実施し、その中の少数例については集中的インタビュー調査も組み合わせること、さらに、都市部においては、出現率は低いが特徴的な家族として、自営業世帯、流入者世帯、隔代家庭などについても、各50例ほどの有意サンプルでの面接調査によるデータを収集するという基本デザインを確定した。
これに基づいて、成都および宜賓から実査が開始しされ、次年度の前半までにサンプル調査を終え、引き続き集中面接を実施する体制が整えられた。

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Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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