1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09044045
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
魚崎 浩平 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20133697)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SHEN Y.R. カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ), 教授
OCKO B.M. ブルックヘブン国立研究所(アメリカ), 主席研究員
ZEGENHAGEN J マックスプランク研究所(ドイツ), 主任研究員
叶 深 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助手 (40250419)
近藤 敏啓 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70240629)
|
Keywords | 電気化学 / 固液界面構造 / レーザー分光 / 電子移動ダイナミクス / シンクロトロン放射光 / 半導体電位 / 表面X線解析 |
Research Abstract |
本研究では、STMやAFMに加えてシンクロトロン放射(SOR)光を利用した表面X線散乱(SXS)、X線定在波(XSW)及びX線吸収分光(XAS)により固体/溶液界面の3次元構造を原子・分子レベルで解析し、二次高調波発生(SHG)/和周波発生(SFG)といった超高速非線形分光により固体/溶液界面反応プロセスを超短時問領域に拡大して詳細に追跡し、両者の結果を総合的に検討することによって固体/溶液界面反応を厳密に理解することを目的として行ってきた。 具体的には、 1.野口がブルックヘブン国立研究所において、Ocko博士、Zegenhagen博士と共同してXSWによる半導体/溶液界面の研究を行った。(5月) 2.魚崎がマックスプランク研究所を訪問し、上述のXSWに関する実験結果の解析をZegenhagen博士と共同して行った。(7月) 3.魚崎がマックスプランク研究所を訪問し、2の解析をさらに続けた。その後フランス国立科学研究所(CNRS)のTadjeddine博士の研究所で自由電子レーザーを用いるダイナミクスに関する研究を行った。CNRSでの実験には、叶、八木、野口も参加した。さらにその後カリフォルニア大学バークレー校で魚崎と近藤がShen教授と共同してSFG実験を行った。(8〜9月)
|
Research Products
(2 results)
-
[Publications] K.Uosaki.: "Very Efficient Visible-Light-Induced Uphill Electron Transfer at a Self-Assembled Monolayer With a Porphyrin-Ferrocene-Thiol Linked Molecule" J.Amer.Chem.Soc.119・35. 8367-8368 (1997)
-
[Publications] H.Yu: "Monitoring Electron Transfer in an Azobenzene Self-Assembled Monolayer by in Situ Infrared Reflection Absorption Spectroscopy" Langmuir. 14・3. 3746-3752 (1998)