1998 Fiscal Year Annual Research Report
低地球負荷技術の開発に関する工学的・社会科学的研究
Project/Area Number |
09044140
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
安井 至 東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (20011207)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋元 肇 東京大学, 先端研, 教授 (50101043)
山地 憲治 東京大学, 工学部, 教授 (80262038)
大森 博雄 東京大学, 理学部, 教授 (60092160)
花木 啓祐 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (00134015)
松尾 友矩 東京大学, 工学部, 教授 (80010784)
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Keywords | 持続可能性 / 二酸化炭素 / 環境インパクト分析 / 時間消費法 / インターネット / アジア / AGS |
Research Abstract |
国際学術研究は、東京大学、MIT(米国)、ETH(スイス連邦工科大学)の3大学が協力して、地球レベルでの持続可能性の維持のために、大学がどのような貢献ができるかを探るための新しいこころみ、Alliance for Global Sustainability(AGS)を推進するために行われた。 本国際共同研究では、現時点で、30を超える研究チームが3大学あるいは2大学からの研究者を中心として、年に1回以上研究会などを開催しながら、積極的に研究が行われている、本研究課題からは、主としてこれらの研究交流のための旅費を提供が行われてきた。 しかしながら、本年度は、AGS全体の総会を東京大学において、平成11年1月20日から22日の3日間、本郷キャンパスにおいて開催し、特にアジア地域における環境問題の重要課題への貢献を含めて議論を行うことを中心的課題としたために、アジア各国からの研究者の招聘にも、研究旅費の提供を行った。この総会においては、海外からの参加者120名、東京大学からの参加者80名、合計200名の参加者を得た。 研究の具体的な成果をすべて記述することはできないが、本課題の代表者は、現在スイス連邦工科大学と共同で、環境総合評価のための時間消費法と呼ばれる新しいインパクトアセスメントスキームをインターネット上にインプリメントする開発研究を行っている。そのために、7月にはスイスにおいて研究打ち合わせ、さらに、11月には、日本において行われた関連国際会議にスイス側からの参加、さらに、平成11年3月には、米国のテネシー大学に協力を依頼すべく訪問といった形で、非常に密な形態で研究が進行している。
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