1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09044186
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Research Institution | Toyota Technological Institute |
Principal Investigator |
鈴木 孝雄 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70005495)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CHEN Yunjie 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, 研究員 (40301642)
SBIAA Rachid 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, 研究員 (60319374)
CHEKANOV Albert 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, 研究員 (80308999)
STAVROU Evangelos 豊田工業大学, 大学院・工学研究科, 研究員 (20312118)
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Keywords | 近接場光学法 / 光-磁気記録 / 磁気記録 / 光-磁気再生専用記録 / 磁界変調記録 |
Research Abstract |
本研究は磁気記録、光記録材料の磁気特性、微細構造及び記録再生特性等に関して、米国スタンフォード大学と共に系統的に研究を行い、超高密度磁気及び光記録材料の開発への知見を得ることを目的としている。このため、豊田工業大学及びスタンフォード大学両研究グループ間で密接な情報交換を行い、充分議論を行いつつ本研究を遂行した。その結果次の新しい知見を得た。 1.高密度光-磁気記録のため、Solid Immersion Lens(SIL)を用いた近接場光学法を開発、実験を行った。屈折率1.9のSILを用い、波長680nm、記録時に高周波磁界(1〜10MHz)を印加し、磁界変調記録を行った。記録媒体はSiN/TbFeCo/SiN/Glassの構造をもち、膜面側から記録再生を行った。その結果、線速1〜5m/sの間で記録マーク0.15μmの再生検出に成功した。このマーク長は約30〜40Gbit/in^2の高密度に相当するものである。 2.光-磁気再生専用記録の高密度化のため、記録媒体GdTbFeCo非晶質薄膜の磁性の最適化を前年度より引き続き行った。その結果、波長780nmテスターにより、約0.2μm径の記録ビットから充分大きな信号(40dB以上)を得ることができた。 3.磁気記録媒体CoCrPtTaの磁化課程を詳細に調べた結果、活性化体積は磁界に大きく依存し変化することがわかった。そして記録再生時のノイズは活性化体積が大きいほど増加することが初めて明らかになった。この活性化体積の磁場依存性は結晶粒の磁気異方性分散に起因するものと考えられる。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] R. Sbiaa and T. Suzuki: ""Micromagnetic Study of Readout Process in Magetooptical Multilayers""to be published in J. Appl. Phys.. 85. (2000)
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[Publications] Y. Itoh and T. Suzuki: ""Magnetic and Magneto-optical Properties in TbFeCo/(Pt, Pd ) Multilayers""to be published in J. Appl. Phys.. 85. (2000)
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[Publications] B. R. Acharya and T. Suzuki: ""Activation Volume and Correlation to Media Noise in High-density Longitudinal Recording Media""IEEE Trans. Magn.. Vol. 35, No. 5.. 2652-2654 (1999)
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[Publications] A. Chakanov, et al.: ""A High Numerical Aperture Solid Immersion Lens Magneto-Optical Recording System""IEEE Trans. Magn.. Vol. 35, No. 5.. 3100-3105 (1999)
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[Publications] Y. Itoh and T. Suzuki: ""Magnetic and Magneto-Optical Properties Through Polarized Pt and Pd in TbFeZCo/(Pt, Pd)Multilayers""IEEE Trans. Magn.. Vol. 35, No. 5.. 3121-3123 (1999)
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[Publications] R. L. White: ""Progress and Prospects in Magnetic Data Storage"J. Magnetics Soc. Jpn.. 23, S1.. 9-12 (1999)