1998 Fiscal Year Annual Research Report
融雪の時空間分布特性および変動機構の解明に関する研究
Project/Area Number |
09045050
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Research Institution | NAGAOKA UNIVERSITY OF TECHNOLOGY |
Principal Investigator |
早川 典生 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (70143815)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
夏 自強 河海大学, 環境水文学院, 助教授
董 増川 河海大学, 環境水文学院, 教授
藤井 秀幸 長岡技術科学大学, 工学部, 教務職員 (60293247)
陸 旻咬 地球フロンティア研究システム, 研究員
小池 俊雄 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (30178173)
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Keywords | 降雪・積雪・融雪 / 雪氷時空間変動特性 / リモートセンシング / GIS / 分離型分布モデル |
Research Abstract |
本研究は天山山脈に位置するウルムチ川、長江流域上流の怒江流域を対象として、流域の降雪、積雪、融雪の変動特性を、通常の水文気象データと衛星で得られる衛星リモートセンシングデータを用いて、集中型および分布型水文モデルを駆使して明らかにすることを目的としている。本年度では1. ウルムチ川、怒江流域及び周辺地域の雨量、流量、蒸発、日射、日照時間等の水文気象データを収集しそれらの変動特性を解析した。 2. 人工衛星NOAAとGMSの可視データを一部収集し、積雪面積、土地利用等の空間分布情報の抽出と広域日射量の算出を行った。 3. マイクロ波データSSM/1を用いて土壌湿潤度を評価するアルゴリズムを開発した。 4. 標高、河道などの流域地理情報を整備し、流域水文地理情報データベースの整備に着手した。 5. 融雪、凍土、不飽和帯水分移動を考慮するモデルの開発を行った。 6. 分布型降雪融雪流出モデルの開発を行い、日本国内での応用を試みた。また、中国北西部の水文気象条件に合わせてモデルを同定した。
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[Publications] 陸 旻咬・早川典生・吉岡喜浩: "衛生積雪面積情報と分布型融雪流雪モデルを用いた広域降雪特性抽出の試み" 水工学論文集. Vol.41. 239-244 (1997)
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[Publications] 陸 旻咬・小池俊雄・早川典生: "アメダスデータと数値地理情報を用いた分布型融雪解析システムの開発" 水工学論文集. Vol.42. 121-126 (1998)
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[Publications] 石平 博・小池俊雄・陸 旻咬・広瀬 望: "永久凍土帯の熱・水移動特性に関する2次元地中流モデルの開発" 水工学論文集. Nol.42. 133-138 (1998)
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[Publications] 龍見栄臣・吉岡喜浩・陸 旻咬・早川典生: "降雪分布モデルと人工衛星データを取り入れた分布型融雪流出モデルの奥利根流域への適用" 第16回土木学会関東支部新潟会研究調査発表会論文集. 113-116 (1998)
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[Publications] 龍見栄臣・吉岡喜浩・陸 旻咬・早川典生: "奥利根流域への分布型融雪流出モデルの適用における降積雪分布の適用" 第25回土木学会関東支部技術研究発表会講演概要集. 206-207 (1999)