1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09045068
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
加藤 正弘 愛媛大学, 農学部, 教授 (30036404)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
李 航 中国西南農業大学, 資源環境学院, 講師
李 名揚 中国西南農業大学, 園芸系, 教授
中安 章 愛媛大学, 農学部, 助教授 (20145064)
上堂 秀一郎 愛媛大学, 農学部, 教授 (40036314)
大林 延夫 愛媛大学, 農学部, 教授 (20253320)
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Keywords | アブラナ科野菜 / 病害虫防除 / 青果物流通 / 野菜生理傷害 / 灌漑施設 / 花卉栽培 / 低日照 / 四川省 |
Research Abstract |
[上堂秀一郎・柿原文香 派遣](1998年11月12日〜1998年11月22日) 11月13日,学長訪問の後,園芸系学部長より各研究室の研究内容の説明を受ける。 11月14日より15日にかけて重慶の蔬菜基地を見学し,中国における施設野菜および花卉の現状と今後の発展について意見交換を行った。 16日,公開セミナー開催。講演題目は「日本におけるバラ生産の現状」 (上堂秀一郎)および「胚珠培養によるユリの種間雑種作出」 (柿原文香)である。 17日は重慶市内げ開かれていたフラワーフェスティバルを見学し,中国の花卉利用について検討した。 18日からは長江ダムを見学の後,武漢の水利用大学を訪問し,水資源,遺伝資源,環境問題等について意見の交換を行った。 [李 名揚・李 航 招へい] (1998年9月17日〜1998年9月24日) 9月18日松山中央市場および花卉指導センターを見学し,意見の交換を行った。 9月19日香川県に赴き,豊稔池,満濃池および香川用水をを見学し、意見の交換を行った。翌日フラワーセンター,瀬戸大橋を見学した(愛媛大学からは6人の共同研究者および西南農業大学からの留学生5名が同行)。 21日は,丹原バラ園を見学し,バラのロックウール栽培について意見の交換を行った。 22日には,タイのメチョー大学と合同で公開セミナーを開催した。講演題目は「DendranthemanOrif0lium花弁カルス由来のプロトプラストからの植物体再生」(李 名揚)および「中国における節水潅漑」 (李 航)の2題である。他タイメチョー大学側から3題の講演があった。
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[Publications] 小林加奈・柿原文香・加藤正弘: "ゼラニウム(Pelargonium×hortorum Bailey)における染色花作出のための遺伝様式の解明" 育種学雑誌. 48・2. 169-176 (1998)
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[Publications] Momotaz,A.,M.Kato and F.Kakihara: "Production of intergeneric hybrids between Brassica and Sinapis species by means of embryo rescue techniques." Euphytica. 103. 123-130 (1998)
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[Publications] Li-Zhen Li and N.Ohbayashi: "Description of a New Species of the Genus Carphacis(Coleoptera,Staphylinidae)from Japan" Jpn.J.Syst.Ent.4・1. 89-91 (1998)
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[Publications] Kahn,F.,K.Sato and K.Takase: "Experimental Study of Rill Initiation under Rainfall Conditions" Transaction of Irrigation,Drainage and Reclamation Engineering (農業土木論文集). 194. 65-71 (1998)
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[Publications] 陳永福・中川聴七郎・中安章: "山東省における対日野菜輸出と野菜産地の形成条件" フードシステム研究. 5・1. 36-48 (1998)
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[Publications] 中安 章 他: "国際競争下の農業革新" 農林統計協会, 130-144 (1998)