1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09208105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Research Institution | International Research Center for Japanese Studies |
Principal Investigator |
尾本 恵市 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (10011503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐原 真 国立歴史民俗博物館, 館長 (20000466)
埴原 和郎 国際日本文化研究センター, 名誉教授 (70011707)
田中 琢 奈良国立文化財研究所, 所長 (40099958)
上田 正昭 京都大学, 名誉教授 (90026708)
佐々木 高明 国立民族学博物館, 名誉教授 (10031692)
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Keywords | シンポジウム / ホームページ / ニュースレター(広報誌) / 総括・企画 / 起源 / 日本人 / 日本文化 / 学際的 |
Research Abstract |
本総括班では、重点領域研究全体の企画、計画班および公募班の研究調整、広報活動を担当する。このため、国際日本文化研究センター内に「プロジェクト室」が設置され、必要設備としてコンピューター3台等を設置し、また謝金による6名の補助者によって実務の運用を行っている。今年度の主な実績としては、下記の通り交付申請書に記載した項目のすべてを実行した。 (1)インターネットホーム・ページ(和文および英文)の立ち上げを行った。 :http://www-OMOTO.nichibun.ac.jp (2)平成9年7月7・8日に立ち上げシンポジウム「日本人と日本文化の起源-どこまでわかっているか-」を開催した。:68名参加(1日あたり) (3)平成9年12月8・9日に第2回シンポジウム「日本の北と南」を開催した。 :54名参加(1日あたり) (4)平成10年3月2・3日に国際シンポジウム「アジア・太平洋地域の中の日本のヒトと文化」を開催した。:外国人招待講演者11名を含む59名参加(1日あたり) (5)平成10年1月19・20日に公募班の発表会を開催した。 :20名参加(うち班員16名発表)(1日あたり) (6)班会議を3回行った。 (7)ニュース・レターを4回発行した。
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[Publications] OMoto,K, Saitou,N.: "Genetic origins of the Japanese : a partial support for the dual structure hypothesis" Amer.J.Phys.Anthropol.102. 437-446 (1997)
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[Publications] Omoto,K.: "Ethnicity sruvived : the Ainu of Hokkaido" Human Evolution. 12-N,1-2. 69-72 (1997)
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[Publications] 尾本恵市: "日本人のルーツを巡って" 遺伝子医学. 1(1). 138-143 (1997)
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[Publications] Omoto,K.: "The rise and fall of the biological concept of race" Japan Review. 9. 65-73 (1997)
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[Publications] 佐原真: "「埴輪の船の絵と風土記」" 日本古典文学全集5「風土記」. 3-5 (1997)
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[Publications] 佐々木高明: "日本文化の多重構造-アジア的視野から日本文化を再考する" 小学館, 334 (1997)
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[Publications] 上田正昭: "東アジアと海上の道" 明石書店, 314 (1997)