1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09244101
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
大野 秀男 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (00152215)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
嶽山 正二郎 千葉大学, 理学部, 教授 (20163446)
吉田 博 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30133929)
岡 泰夫 東北大学, 科学計測研究所, 教授 (60013520)
西澤 潤一 財団法人半導体研究振興会, 半導体研究所, 所長 (20006208)
吉野 淳二 東京工業大学, 理学部, 教授 (90158486)
|
Keywords | 半導体 / 超構造 / スピン / 希薄磁性半導体 |
Research Abstract |
特定領域研究「スピン制御による半導体超構造の新展開」では、スピン物性を顕著に発現する半導体超構造の作製法の確立とそのスピン物性の解明・制御、およびそれらのデバイス応用の観点から4つの研究班を組織し研究を進めてきた。本総括班では、特定領域研究者の研究討論と協力を密接なものとし、さらに内外の研究者が研究成果を発表することができるフォーラムを提供するために、本年度も、(1)全体研究会、(2)広く一般からも講演希望者募った「半導体スピン工学の基礎と応用」シンポジウム、(3)初学者を対象とした「スピン制御半導体」スクール、(4)ミニ研究会、(5)特定領域研究報告会を開催した。全体研究会は研究者間の交流を深めより緊密な共同研究が行えるよう二泊三日の泊まり込み形式とした。また、報告会では3年間の成果概要と今後の展望に関して公開シンポジウム「スピンは巡る:スピン制御とその展開」を併せて開催した。 平成11年度の開催実績は以下の通りである。(1)全体研究会(平成11年5月27日,28日、伊豆長岡富士見ハイツ、報告書あり)、(2)「半導体スピン工学の基礎と応用」シンポジウム(平成11年12月16、17日、仙台国際センター、講演件数78件、参加者128名、報告書あり)、(3)「スピン制御半導体」スクール(平成11年12月18,19日、東北大学金属材料研究所)(4)衛星通信を使ったスペースコラボレーションによるミニ研究会(平成11年7月19日、会場全国5大学、平成11年9月6日、全国6大学、平成11年9月21日、全国5大学の計3回)、(5)報告会と公開シンポジウム(平成12年1月27日-29日、東京大学生産技術研究所、報告書あり)。 また、ニューズレターを3回発行して、本特定領域研究の研究活動の広報に努めた。
|