1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09245105
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
阿草 清滋 名古屋大学, 情報メディア教育センター, 教授 (90026360)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
落水 浩一郎 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10022310)
片山 卓也 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (70016468)
中田 育男 図書館情報大学, 図書館情報部, 教授 (70133022)
鯵坂 恒夫 和歌山大学, システム工学部, 教授 (30175864)
佐伯 元司 東京工業大学, 大学院・情報理数工学研究科, 助教授 (80162254)
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Keywords | ソフトウェア発展 / 構造的仕様化技法 / プログラム・パターン / 波及解析 / 漸増的ソフトウェア設計 / 構造的発展 |
Research Abstract |
以下の研究を行い,所期の成果を得た. [1]ソフトウェア発展のための解析データの収集とその応用(阿草清滋) 本年度は,既存のソフトウェアを解析して,変更の必要な場所を同定するための解析ツールを開発し,UNIXシステソースプログラムを対象にプログラム発展を統計的に解析した. [2]ソフトウェア発展のためのコンパイラの研究(中田育男) 本年度は,分散メモリ型並列計算機のためのコンパイラの研究を進め,データ分散のために線形分散法を開発し,再分散のための転送回避のための転送順序計算アルゴリズムを示した. [3]ソフトウェア発展方式の研究(片山卓也) 本年度は,要求仕様変更とプログラム変更の関係を代数束により形式化し,ソフトウェア発展関係の理論的基礎を与えた.また,抽象実行に基づくソフトウェア構成法を開発した. [4]ネットワークを介した共同作業の支援法(落水浩一郎) 本年度は,分散環境のソフトウェア開発支援のための,開発状況を保持する情報リポジトリを用いて漸進的に情報の矛盾や不確実さの解消を行うモデルの提案とそれに基づく支援環境を構築した. [5]構造的発展に適したソフトウェアやプログラムの構造(佐伯元司) 本年度は,再利用プロセスの形式化をユースケースのパターン化とその構造変換規則として行い,分析パターンや設計パターンの構造をパターン化した.また,ホットスポットを埋める操作により特定の問題を解決できることを示した. [6]ソフトウェアクォークモテルに基づく発展パターンの発見と発展支援(鯵坂恒夫) 本年度は,さまざまな抽象度レベルで現れるソフトウェア構成要素を統一的に扱うためのソフトウェアクォークモデルを提案しこのモデルを用いてソフトウェアの変更容易性や波及効果の大きさなどの性質を定義した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 大橋洋貴,山本晋一郎,阿草清滋: "ソフトウェア空間をトラバーズする柔軟な検索"日本ソフトウェア科学会第16回大会論文集. 149-152 (1999)
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[Publications] 中田育男,田中祐子,中井央: "字句解析器生成系での最短一致法の提案"情報処理学会論文誌. 40巻9号. 3616-3619 (1999)
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[Publications] 片山卓也: "進化するソフトウェアの原理"情報処理. Vol.40 No.2. 153-161 (1999)
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[Publications] Kazuhiro Fujieda, Takuo Watanabe, and Koichiro Ochimizu: "CORBA Apprication Devel-opment Environment Using Reflection"of the International Symposium on Future Software Technology. 146-154 (1999)
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[Publications] Sjaak Brinkkemper, Motoshi Saeki, Frank Harmsen: "Meta-Modelling Based Assembly Tech-niques for Situational Method Engineering"Information Systems. Vol.24 No.3. 209-228 (1999)
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[Publications] 鯵坂恒夫: "ソフトウェアの意味情報階層に基づくミドルウェアの体系"電子情報通信学会技術報告. Vol.99 No.423. 25-29 (1999)