1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09276102
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
永田 和宏 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (50127114)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢原 一郎 東京都臨床医学総合研究所, 副所長 (60109957)
森 正敬 熊本大学, 医学部, 教授 (40009650)
吉田 賢右 東京工業大学, 資源科学研究所, 教授 (90049073)
遠藤 斗志也 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70152014)
三原 勝芳 九州大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40029963)
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Keywords | 分子シャペロン / ストレス蛋白質 / 熱ショック蛋白質 / 細胞内輸送 / フォールディング |
Research Abstract |
当年度の当初研究計画は以下の通りである。それぞれについて、下記のような実績をあげることができた。 1)本研究班のメンバーを中心に、随時研究連絡会をもち、それぞれの研究計画を検討し、必要であればその計画実現性に向けて助言を行う。 実績:総括班会議を2度開催し、研究進行状況についてチェックするとともに、領域全体の目指す方向、重点的な援助体制の確立などについて論議を行った。 2)年に2度程度、ニュースを発行し、班員間の情報交流を促がすとともに、円滑な領域研究全体の運営を行う。 実績:"Chaperone News Letter"No.5,No.6を2度発行し、班員との情報交換を促進するとともに、各種国際学会報告、方法論や研究指針などについての論文を掲載した。内容のきわめて充実したNews Letterとなり、他の領域の班員からも大きな反響があった。 3)年に一度、全体会議を行い、全員が研究成果を発表し、本総括班はそれらを評価する。 実績:12月16-17日にかけて、京都市において班会議を開催し、班員を中心に100名余の参加を得て、活発な報告と討論をおこなった。 4)研究評価に基づき、次年度の研究計画に助言、指導を行う。 実績:上記班会議において、適切な助言をおこなった。 5)公開シンポジウムを開催し、研究成果の公表を行うとともに、本分野の重要性と研究の前線を広く公開する。 実績:12月18日、京都において、臨床ストレス蛋白質研究会との合同シンポジウム「ストレス蛋白質と病態」を開催し、予想外に多くの一般参加者を含めて約180名の参加があり、盛況のうちに活発な議論が展開された。 6)国際的な情報交換を行うため、海外の研究者との交流をはかる。 実績:ドイツのUlrich.F.Hartlを招き、九州大学にて研究打ち合わせを行った。また、京都で開催された合同班会議の特別講演に米国のRichard I.Morimotoを招待して、講演を聞くとともに情報交換を行なった。
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[Publications] M. TANABE: "The mammalian HSF4 gene generates both an activator and a repressor of heat shock genes by alternative splicing"J. Biol. Chem.. 274(39). 27845-27856 (1999)
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[Publications] H. HIRATA: "Separate cis-acting DNA elements control cell type-and tissue-specific expression of collagen-binding molecular chaperone HSP47"J. Biol. Chem.. 274(50). 35703-35710 (1999)
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[Publications] T. KOIDE: "Substrate recognition of collagen-specific molecular chaperone HSP47 : Structural requirements and binding regulation"J. Biol. Chem.. 274(49). 34523-34526 (1999)
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[Publications] Y. KAWAZOE: "HSF3 is a major heat shock responsive factor during chicken embryonic development"Eur. J. Biochem.. 265(2). 688-697 (1999)
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[Publications] S. ASADA: "Effect of HSP47 on prolyl 4-hydroxylation of collagen model peptides"Cell Struct. Funct.. 24(4). 187-196 (1999)
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[Publications] N. HOSOKAWA: "Procollagen binding to both prolyl 4-hydroxylase/protein disulfide isomerase and HSP47 within the endoplasmic reticulum in the absence of ascorbate"FEBS. Letters.. 466(1). 19-25 (2000)